12月12日 ドル円値動き
日足
高値113.532、安値113.150、始値113.354、終値113.262で上下にヒゲのある小幅な陰線での引けとなりました。
昨日の夜の予想は外れましたね。
東京市場から日経平均の大幅高を背景に前日高値を更新する動きがありましたが、ドルの上値が重く上昇も限定されました。
ブレグジットを推し進めるイギリスのメイ首相の不信任決議案が夜半未明にあることで、ドルからユーロへ資金が流れたことが要因と考えています。
欧州時間も軟調な展開が続きましたが、下値も硬く狭いレンジでの値動きが続きました。
ニューヨーク時間に入り、ダウが大幅高となりましたが、ドルの動きが鈍く、下値を試す展開となりました。
結局、ドルは日足のサポートラインで反発し、始値から10pipsほどの小幅安で引けています。
イギリスのメイ首相の続投が今朝、決まったので、ブレグジットに関する懸念が再燃しユーロ圏から資金が抜けるのではないかと考えています。
これだけEUが不安定になってくると、安全資産とされる日本、アメリカへ資金が集まる可能性があります。
そうなると、ドル円で綱引きをしながらドルが上昇するかなと予想しています。
今日の売買方針
112.3のロング維持です。
日足の形を見ると上昇する形となっているので、押し目のロングを入れています。
113.0を切れば下値を試す展開があり得ると考えているので、そこでポジション整理予定です。