イランとの軍事衝突回避? 1月8日 ドル円動向
週足
日足
高値109.237 、安値107.646 、始値108.418、終値109.099で下ひげの長い陽線での引けとなりました。
昨日のドル円は、8:30頃、イラクのアメリカ軍基地をイランが10発以上のロケット弾で攻撃したという情報が入り、ドル円は突如108円を割り込む形となりました。
東京市場が始まると中東情勢の悪化懸念により、日経平均も23,000円を割り込み、ドル円も107.65まで下落しました。
しかし、イランが国連に「戦争は望まない」と伝えていることが分かり、更にイラン外相もツイッターで「アメリカが報復しなければこれ以上の争いは望まない」と声明を出しました。
米政府も予定していたトランプ大統領のテレビ会見を中止し、トランプ大統領のツイッターでも「全ては上手くいっている」とすぐに報復に出なかったことで、リスクオフの巻き戻しで一転ドルは反発し、108円半ばまで上昇しました。
14:00頃、ウクライナの航空機がイラン上空で墜落し、中東情勢の悪化懸念が再燃すると、108円前半まで売り込まれる形となりましたが、今回の紛争とは関係ないことが分かり、徐々にリスクオフを巻き戻す形でのドル高傾向となりました。
イラク基地の攻撃での死傷者はアメリカ発表ではゼロ、イラン発表では80人となっていますが、自国へのプロパガンダの要素が強そうな発表ですね。
中東情勢の悪化も落とし所が見つかり、戦争への発展はないと見る向きが増えた為か、欧州時間では108.8付近までジワジワと上昇し、ニューヨーク時間でのトランプ大統領の声明を待つ形となりました。
トランプ大統領の声明では、「イランの砲撃によるアメリカ人の死者はなく、必ずしも軍事行動を取る必要は無い」と述べ、イランへの追加制裁はあるが、当面軍事衝突は無いとの判断で、リスクオンへ向き日通し高値109.2まで上昇しました。
しかし、今朝方、「バクダットのグリーンゾーンに数発のロケット」と一部報道が伝わり、109.0付近まで下落しましたが、109円を更新する形での引けとなっています。
今日の売買方針
今朝のバクダットへのロケットというヘッドラインが気になりますが、中東情勢が米国とイランの戦争にまでは発展しない可能性が高まり、市場はリスクオンへ向いているようです。
しかし、いつ情勢が変化するか分からないのでヘッドラインの注視は続けたいですね。
私は昨日、乗り遅れたので中東情勢が落ち着くまでは様子見をする予定です。
昨日の売買結果
ノートレです。
昨日、107円後半までの下落を見て絶好の買い場という話がありましたが、素直に投資出来た人は爆益ですね。
おめでとうございます。
今日の体重
今月目標 61.8
最近、ダイエットから遠ざかる生活が続いています。
トランポリンを買ったので、子供と遊びながら、運動習慣をつけようかと考えています。
EAに関して
時間足ベースでの勝てるアルゴリズム作成に苦戦しています。
チャートを眺めて、転換点を探していますが、なかなか難しいですね。