新型コロナウィルスのワクチン開発は? 1月29日ドル円動向
週足
日足
高値109.258、安値108.968、始値109.082、終値109.001で小幅な陰線での引けとなりました。
昨日のドル円は想定した通りドル高傾向での推移となりました。
日経平均も予想外に上昇し、一時前日終値まで戻しがありましたが、アメリカが中国人の渡航制限令を発しないことが分かると相場の悲観論が行き過ぎていたと株価も反発し、ドルも109.25まで反発する形となりました。
欧州時間に入ると米長期金利の下落からか、109.0まで戻しましたが、下値が硬く109.15付近まで反発し、ニューヨーク時間を迎えています。
ニューヨーク時間ではダウ高と共に本日高値付近まで上昇しましたが、やはり上値が重く反落しての引けとなっています。
昨日のFOMCの結果では新型コロナウィルスの影響を注視する形で、当面利上げも利下げもないというハト派的な考え方となったようです。
新型コロナウィルス関連情報
米国立衛生研究所は、関係企業と協力してワクチン開発に着手したと発表しています。
オーストラリアのピーター・ドハーティ感染免疫研究所で新型コロナウィルスの人工培養に成功したようで、WHOを始め各国の研究で活用し、早期診断やワクチン開発に当てるとしています。
ロシアと中国がワクチン開発に着手したというニュースも入っています。
各国で新型コロナウィルスのワクチン開発が進んでおり、日米の甘い対応を鑑みるとある程度、収束の目処がついているんでしょうか。
株価が大きく下がらない所を見るとあながち間違いではないかもしれないですね。
ただ、中国が情報統制をしており重要な情報を隠している可能性は捨てきれない為、ヘッドラインには注意が必要かと考えています。
基本的にはドル高と考えて、落ちたら買うというイメージでいてもいいかもしれないですね。
日本でも感染者が増加傾向にあるので、にしても手洗い・ウガイの自己防衛は続けたいですね。
今日の売買方針
109円前半では上値が重く、反落する形が続いています。昨日のダウが小幅高となり、日経平均の値動きも読めない為、東京時間は様子を見て下げればロングかと考えています。
昨日の売買結果
112,977→113,427でプラス450円です。
109.0付近まで下落したタイミングでロングを入れましたが、建値付近まで戻した為、利確をしています。
チャーター機で中国武漢から帰国
昨日、200余名の邦人が武漢市から帰国しました。うち7名が新たに入院し、140名余りが自宅に帰らず近辺のホテルへ泊まる意思を見せています。
日本の厚労省の甘い対応を見てこの国は大丈夫かと考えていましたが、家族や隣人に新型コロナウィルスを移す危険性を避けるため、自分から隔離される方向へ動く人がいる所を見ると、日本人の国民性を反映しているのかなと感じますね。
国際社会では、性善説で成り立つ日本の対応は甘いと言われますが、性善説でも暮らせる日本の良さなのかもしれないなと感じました。