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中国、新型コロナウィルスの治療薬発見は本当? 2月5日ドル円動向

週足

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日足

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高値109.838、安値109.296、始値109.511、終値109.800で陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は、上値の重さが嫌気されて109.3付近まで下落しましたが、18:00頃、中国の浙江省の大学で新型コロナウィルスの治療薬を発見したという速報が入ると欧州時間で109.7まで上昇する形となりました。

中国人民銀行による市場への資金供与も好感視されており、リスクの許容度も高まっているようです。

21:00には、WHOより、新型コロナウィルスの効果的な治療薬は見つかっていないとの発言もあり、相場の方向性は読み辛くなりましたが、英研究チームによるワクチン開発に大きな進展があったというニュースで相場は反応し、ドル高での引けとなりました。

トランプ大統領の弾劾裁判は無罪の評決となりましたが、予想された結果であったため、相場への反応は薄かったようですね。

昨日の売買結果

ノートレです。

新型コロナウィルス関連

新型コロナウィルスの拡大を受けて、中国の黒龍江省の高級人民法院は、故意のコロナウィルスの拡散に対して最高刑死刑、最近、中国で問題になっていた住民の自主的な検問に関しても、最高刑で死刑になるようですね。

新型コロナウィルスの検査を拒否した場合でも、最高刑で7年になるようです。

現在、中国の感染者数は24,000人、死者は400人に達しており、中国国内での収束は見えない状況であり、中国政府も本気になって新型コロナウィルスの拡散を防ごうとしているようです。

そうした中で、政府が把握していない感染者を通報した場合、80,000円を支給するなど、世界が脱中国に動くことに焦りを示しているように次々と強権を発動しています。

こうした中国の強権発動も相場では、新型コロナウィルスの封じ込めに好意的に受け取られ株価も反発に転じているようです。

新型コロナウィルスを抑え込む可能性がある治療薬を中国浙江省の大学が発見したの速報が入りましたね。この情報が本当であれば、新型コロナウィルスも収束に向かう可能性がありますが、中国の発表なので真偽は分からないです。

2時間後にはWHOより、新型コロナウィルスに効果的な治療薬は見つかっていないという報道もあり、益々中国報道の信憑性が薄くなりますね。

新型コロナウィルスのワクチンの開発には、まだ時間がかかりますが、中国以外の国への拡散を食い止める、もしくは春になると自然収束するなどの弱点が見つかれば相場への影響も軽微なものとなりそうです。

日本でも、34人目の新型コロナウィルスの感染者があらわれました。横浜港に停泊中のクルーズ船で10人程度の感染が確認されましたが、自覚症状が無いものは検査の必要はないとして新型コロナウィルス感染者が乗船していたクルーズ船の乗客3,500人全員を検査はしない方針としています。

各国では、中国からの渡航者を隔離し、新型コロナウィルスが自国内に氾濫しないように対策を取っており、結果として企業の脱中国化が進み、自国の繁栄につなげる方向へ動いているようです。

GDPの1%に過ぎない中国からのインバウンドを目当てに新型コロナウィルスの対応が後手に回った日本政府の今後の対応が気になりますね。

10月には消費増税により、大震災並みに消費にダメージを与え、新型コロナウィルスで外食、旅行産業がダメージを受け、中国人旅行者を日本の税金を使って無料で治療し、日本人の新型コロナウィルス検査は断るなど意味の分からない対応を厚生労働省はしています。

日銀総裁は経済政策で、金融緩和は可能との判断をしていますが、消費税を減税した方が効果は高いはずです。

アメリカならこうした危機的状況では減税に踏み込みますが、日本では何故か増税をして公務員の給与を上げます。

こうした腐敗した政府の急所に噛み付く野党が出てこないですかね。いつまでも桜を見る会を責めている政治音痴な野党を解体し、日本人のための舵取りが出来る政党が欲しいですね。