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新型肺炎、収束期待によるドル高か。 2月12日ドル円動向

週足

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日足

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高値110.127、安値109.751、始値109.776、終値110.090で小幅な陽線での引けとなりました。

中国での新型肺炎の新規感染数が減少していることで、収束期待により、円売りにより、ドルは上昇しています。

小幅な推移でありながら、底堅く上昇推移が続き、110円を突破する形となっています。

年初来高値110.282が当面の高値目処となりそうですね。

中国では経済活動を開始していますが、これ以上、感染が拡大しなければドル高傾向は続きそうですね。

今日の売買方針

方向性は円売りとなりそうですが、高値圏での推移となっており、上値が重ければショートかと考えています。

昨日の売買結果

ノートレです。

新型コロナウィルス収束?

中国の疫学の権威が中国での新規感染者が6日連続で減少しており、今月5日前後が転換点だったと自身のSNSで指摘していたようですね。

相場も新型コロナウィルスの収束期待により、上昇する形となっているようで、米株も過去最高を更新しています。

中国での都市の封じ込めにより、新型コロナウィルスの拡散阻止による成果があったことが好材料となったようです。

WHOが今更、新型肺炎の脅威を訴えていますが、中国より発言の影響力が弱いのは国際機関として信頼が失墜した証明かと考えています。

日本でも武漢からのチャーター便の第1便での帰国者は検査の結果、全員陰性で帰宅出来るようになるようで、少し安心しました。

懸念事項①

中国での新型コロナウィルスの感染拡大が収束かと言われる中で、外務省が在中邦人に対して、至急一時帰国を呼びかけているようです。

中国国内で新型コロナウィルスが収束に向かっているという情報との違和感がありますね。

懸念事項②

インドで2,826人が新型コロナウィルスの感染の疑いが持たれています。

まだ確定ではないですが、中国に次ぐ人口を持ち、GDPでも上位となるインドにまで感染が拡大すると経済への影響は想像し難いですね。

懸念事項③

何処の国にも寄港出来ないクルーズ船の問題も無視出来ないのではないかと考えています。

現在は洋上で隔離されていますが、体調不良を訴える人も出てきています。

WHOからは日本に寄港出来るように対応を求められていますが、日本船籍ですらない船を受け入れ、日本人を危機に陥れることがないか、厚労省の対応には注視が必要ですね。

まとめ

新型コロナウィルスの感染拡大への懸念は燻っていますが、現状の相場では感染拡大の懸念は薄らいでいるという方向へ進んでいるので、流れに逆らわない方が良さそうですね。

ポジションを待つ場合、これからも要人発言、ヘッドラインには注意が必要ですね。