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米ワシントン州、非常事態宣言 2月28日ドル円動向

週足

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日足

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高値109.672、安値107.498、始値109.565、終値108.036で陰線での引けとなりました。

新型コロナウィルスの世界的な拡散により、東京時間から大幅な株安により円高傾向がつづきました。

欧州時間に入っても、世界同時株安による円高傾向は続きました。

ニューヨーク時間に入ると、米国の消費者指数は良好な数値を示していましたが、新型コロナウィルスの感染拡大懸念による売りが先行し、ダウは25,000ドルを割り込み、ドルも107円半ばまで下落しました。

しかし、FRBのパウエル議長があらゆる手段を取ると発言したことにより、米利下げ期待により、ダウは反発し、25,000ドルを回復、ドルも108円を回復しての引けとなりました。

月曜日の寄り付きは107.33と昨年10月以来の安値となっています。

上値の重い動きが続きそうですね。

新型コロナウィルスに関して

ワシントン州の保健当局より、米国で新型コロナウィルスによる初の死者が出たと伝えられました。

オーストラリアでも新型コロナウィルスによる初の死者が出たようです。

ワシントン州知事は新型コロナウィルスに関して非常事態宣言を発令し、「発令により、必要なリソースを当局が入手できる」との声明を発表しています。

また、ペンス副大統領は感染が急増している韓国とイタリアへの渡航制限を勧告し、過去2週間にイランに訪れた外国人の入国を拒否することも明らかにしたようです。

米国でも海外渡航経験のない人にも新型コロナウィルスの感染拡大が広がっているようですね。

3月3日には、民主党の大統領候補選出の山場となるスーパーチューズデーもあるので、相場の方向性も見えにくくなりそうですが、円高傾向は続きそうですね。

ただ、アメリカに限って言えば、インフルエンザで1万人以上死亡する国で、1名が死亡した事で騒ぎすぎているのは違和感がありますね。

治療法が確立し、医療を受ける事が出来る人に被害が及ばなければ良いという考え方なんでしょうか、不思議な考え方ですね。

仮想通貨について

通常であれば株安時に資金の逃避先と考えられる仮想通貨も株安と同時に下落しているのは不思議ですね。

手数料に関する考え方もFXと違い、面白さを感じます。

例えば、メイカー報酬とテイカー手数料というものがあります。

イカーとは仮想通貨の板に流動性を持たすオーダーであり、テイカーとは既に板に並んでいる注文を取り去るオーダーとなるようです。

仮想通貨取引所としては、通常の取引となるテイカーより手数料をもらい、板に流動性を持たらすメイカーには報酬を支払うこともあるようですね。

まだまだ、株式やFXのように成熟した市場ではない為、仮想通貨取引所流動性を保つ為に必要な措置なのかもしれないですね。

仮想通貨は株やFXとの違いもあり、大きく値動きするので、上手く取引できればまだまだチャンスがありそうですね。