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ダウ史上2番目の上昇 3月4日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.678、安値106.837、始値107.075、終値107.485で陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は107円を割り込むかに見えましたが、日銀の日経平均の買い支えもあった為か、ドルの下値は硬く反発する形となりました。

米利下げにより、債券市場から株式市場へのお金の流れが進むかに見えましたが、市場には金融緩和が即ちサプライチェーンの業績回復には向かわないとの懐疑的な動きもあり、ドルの上値も抑えられる形となっています。

しかし、ニューヨーク時間に入ると新型肺炎の感染拡大により、国民皆保険を唱えるサンダース上院議員が大統領候補に躍り出るかに見られており、ダウの上値を抑えてきましたが、今回のスーパーチューズデーでバイデン元副大統領が躍進した事で、サンダースリスクが遠のいたと見て市場で買いが入り、ダウが1,100ドル高と市場2番目の高騰を見せています。

利下げにより、日米金利差の縮小しているドルはあまり動かなかったようですね。

このまま、株価が上昇を続ければ長期金利の上昇によるドル高もあり得ますが、基本的にはドルの上値は重いと考えています。

新型肺炎の世界的な感染拡大で、中国の工場がストップしており、日米の企業にも影響が出始めているようです。

株価に対するテコ入れではなく、消費者心理を改善するような政策が求められますね。

新型コロナウィルスについて

感染者数は中国がダントツの80,000人越え、韓国で5,300人、イタリアで2,500人、イランで2,300人、日本では293人ですが、WHOの発表では韓国、イタリア、イラン、日本が新型コロナウィルスの感染拡大が酷いという発表となっています。

感染者数も死亡者数も世界で桁違いに多く未だに日々100人以上感染者数が増え、死亡者も世界では桁違いに増え続けている中国は、新型コロナウィルスの感染拡大に成功しているという設定になっているようですね。

WHOも新型肺炎の感染拡大が中国発ではなく、中国のお陰で世界への拡散のスピードが弱まったという印象操作に終始しています。

国連、WTO、WHO、ユネスコと国際機関は中国利権に侵されており、一国の利害に左右されないという国際機関の立場から転落してしまっていますね。

字面だかではなく、数値をしっかりと見て国際機関の発言には懐疑的に対応する必要がありそうですね。

仮想通貨について

ビットコインの動きは、株価の乱高下とは乖離した安定した動きとなっているようです。

新型コロナウィルスの感染拡大によるリスク資産からの資金の投資も収まってきたのかもしれませんね。