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新型コロナウィルスの感染がEUで急増、世界経済減速懸念によるリスクオフか? 3月6日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.734、安値105.964、始値107.492、終値106.146で大陰線での引けとなりました。

昨日のドル円は前日、ダウが1,100ドル高で引けたことを好感視したためか、ドルは上昇する形で始まりました。

しかし、前日の上昇はFRBによる50ベーシスポイントの緊急利下げ及びスーパーチューズデーの結果により、サンダースリスクが遠のいたことで、上昇した株価だった為か、ドルの上値は重く、東京時間では反落しています。

欧州時間に入るとドイツの新型コロナウィルス感染者の激増もあり、欧州株の上値は重く、ドルの上値は更に抑えられる形となりました。

各国の中央銀行の財政政策により、株価の下げ止まりを図っていますが、財政政策を施しても新型コロナウィルスの感染拡大が治まるわけではない為、リスクオフの傾向となっているようです。

ニューヨーク時間に入ると、新型コロナウィルスの感染拡大が止められず世界経済への悪影響が今後も続くとの観測でダウは1,100ドル超の下落となり、FRBの追加利下げ観測により、円が買われる動きとなったようです。

今日は週末という事もあり、現況でドルを買うという動きにはなり難く、ドルの上値が重い展開が続きそうですね。

新型コロナウィルスについて

ドイツの新型コロナウィルス感染者が+87人で349人となり、日本を抜きさりました。

イタリアで感染者が急増している中でEU諸国が無事であるわけがないと思っていましたが、やはり感染が広がっていたようですね。

EU諸国は、国家間が地続きで行き来も比較的自由である為、ここまで新型コロナウィルスの感染拡大が広がると食い止めることは難しいかもしれないですね。

中国では新型コロナウィルスの新規感染者は減ってきているという情報統制をしようとしているようですが、新規感染者+160人、死者3,000人という数値は世界的に見てもダントツ1位なので、無理があり過ぎる考えですね。

中国では新型コロナウィルスを抑え込めているという設定で経済活動を再開したいようですが、世界的な新型コロナウィルスの拡散は止まらず、中国からの入国制限をする国は増えている状況です。

中国共産党がいくら新型コロナウィルスの感染拡大を抑え込めていると主張し、経済活動を再開しようとしても主要国への入国制限があるため、十分な貿易を行えないという問題があるようですね。

日本も、対岸の火事とは言い切れず、トランプ大統領も日本の入国制限を検討しているようです。

アメリカへの入国制限となると、輸出企業へのダメージも深刻となる為、日本政府も本腰を入れて新型コロナウィルスの対策をしているようですね。

まだ、市場では底打ちはしていないようですが、ピンチはチャンスでもあるのでいざという時にいつでも動けるように資金の準備はしておきたいですね。

ビットコインについて

日足

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世界経済の下押し懸念が加速する中で、仮想通貨は反発しているようです。

株価や為替が仕手筋がコントロールしているような値動きをしているのでビットコインへも資金の流入があるのかもしれないですね。