新型コロナショックで更に消費増税か? 3月6日ドル円動向
週足
日足
高値106.336、安値104.986、始値106.154、終値105.227で陰線での引けとなりました。
金曜日のドル円は、新型コロナウィルスの感染拡大による世界経済の下押し懸念により、日経平均も21,000円を割り込み、ドルも下値を試す動きとなりました。
米長期金利も1%を割り込み、ドルも105円を割り込むかに見えましたが、クドロー国家経済会議委員長が企業業績悪化の対策を講じるとしたことでニューヨーク時間終盤にダウが大きく値を戻し、米長期金利の上昇し、ドルも小幅に反発しての引けとなりました。
7日にニューヨーク州の新型コロナウィルスの感染者数が76人に達したようで、非常事態宣言を出しています。
新型コロナウィルスの感染拡大懸念による世界経済の下押し懸念による円高傾向は続きそうですね。
月曜日の寄り付きは105.77と高値圏でしたが、1時間で104円前半まで下落していますね。
このままアメリカでの新型コロナウィルスの感染拡大が続けばドル100円も視野に入りますね。
新型コロナウィルスについて
感染者
中国80,696、韓国7,134、イタリア5,883、イラン5,823、フランス949、ドイツ800、スペイン525、日本461、アメリカ438
死亡
中国3,097、イタリア233、イラン145、韓国50、アメリカ19、フランス16、スペイン10、日本6、ドイツ0となっています。
いつのまにか、新型コロナウィルスの感染者数でフランス・ドイツが日本を抜き去り、アメリカが日本に迫る形となっていますね。
公衆衛生が世界トップレベルの日本で感染が拡大する中で他の国に感染が広がらないのはおかしいと何度か触れていたと思いますが、だんだんと数値で表れていますね。
アメリカで順調に感染者数が増加中ですが、インフルエンザの流行すら抑えられない国なので当たり前のことかもしれないですね。
ホワイトハウスの高官にも新型コロナウィルスの感染の疑いがあるというニュースもあり、今後も感染動向には注意が必要ですね。
新型コロナウィルスの問題点
新型コロナウィルスの現況での問題点は世界的に感染拡大が広がっており、中国の工場が止まり、日本の企業も中国より部品が納入出来ず、製品が作れない企業が出てきている所かもしれないですね。
日本では昨年10月の消費増税により消費が冷え込み、GDP年率 -6.3%という数値を出しており、確定値は更に1%程度下がると言われています。
1〜3月期はコロナの影響が本格化する為、更に落ち込む可能性が高いとも言われており、シャレにならない結果が出る可能性もあります。
こうした中、IMFは消費税を15%にするよう提言しており、実際に議論もあるようです。
これ以上、庶民に増税する前に国会議員の歳費の削減、公務員の賞与カットなど、国家が厳しい状況の中で国家を運営する者たちが先に痛みを受けるべきではないかと考えています。
また、マイナス金利による大企業優遇をやめ、銀行預金や保険にまともな金利がつくような状態にして、個人にも購買体力をつける政策が必要になるはずです。
他に選択肢が無いのは分かりますが、中間層を締め付けるだけの自公政権にNOを突きつける事も必要かもしれないですね。
経済状況が厳しい時に、中間層に増税するのはナンセンスです。
特に現況では、輸出先の国まで低迷しており、経済の活性化には国内の購買力を高めることのはずです。
社会保障費に関しても、増税をする前に、終末医療の禁止や後期高齢者の医療費の自己負担増加などで歳出削減をする事ができるはずです。
老人達にしても、自分の孫たちを含む若者の未来を食いつぶしてまで無理に長生きをしたいとのぞんでいるのでしょうか?そんなことはないはずです。
若者の為の政治に変えていくよう声を上げていく必要がありますね。
仮想通貨について
1位と3位のトレーダーをフォローしていますが、ここ2日でビットコインは800ドル下落しており、3位のトレーダーのコピートレードはロングで捕まっていました。
トレードは今日だけではないので、遅まきながら強引に損失確定をし、今日のトレードはコピートレードではなく手動で終えました。
1位の人は上手くショートに切り替えて日計でプラスに転嫁しています。
仮想通貨はボラティリティが大きいので、FX取引では小幅に取引し、含み損を抱え続けるのは得策ではないようですね。
コピートレードを始めてみたいという人は、少々のマイナスではビクともしない程度の倍率で勝負した方がいいですよ。
しかし、仮想通貨のトレード自体は政府の思惑に左右されることがないので、テクニカルに素直に動くようですね。
コピートレードは実際に自分の口座で人のトレードが見れるので、裁量トレードをしている人であってもコピートレードを試してトレードの勉強をしてもいいかもしれないですね。
勝っている人がどういうタイミングでトレードしているかが分かれば、相当な勉強になりそうですね。