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アメリカでは減税、日本は増税? 3月10日ドル円動向

週足

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日足

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高値105.914、安値102.002、始値102.368、終値105.619で大幅な陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は前日の日銀の介入の噂があった為か、反発する形で始まりました。

円安傾向で原油も反発しており、ダウ先物も大幅高での推移となっていたことも手伝い日経平均は160円反発しての引けとなっています。

ドルはその後も上昇し、105円を目指す形となりましたが、上値も重く104円代でニューヨーク時間を迎えていました。

ニューヨーク時間に入るとダウは800ドルの大幅高となりましたが、トランプ大統領が発する新型コロナウィルス対策の大幅な減税案に共和党内の一部の議員が反対していることが伝わると急落し、一瞬マイナス圏に沈む形となり、ドルも103円代まで下落する流れとなりました。

しかし、アメリカの景気対策に期待した安値拾いが入り、ダウは前日比1,100ドル高での引けとなっています。

ドルも米長期金利の上昇により、105円半ばでの引けとなっています。

減税するとはいえ、経済が回復するには輸出が出来る環境を整えることも大事なので、新型コロナウィルスの感染拡大が収束するまでは、株価の上値が重い状況は続きそうですね。

ドルは100円前後が下値メドとはなりそうですね。

日本の新型コロナウィルス対策について

日本の麻生財務相大臣も新型コロナウィルスの対策として減税には反対しないとのスタイルを取っていますが、自民党では「経済は緩やかな回復」ということを言っているので期待薄ですね。

新型コロナウィルスが収まるタイミングで消費税の減税に踏み込めば、内需が回復し、世界でも日本経済がいち早く回復する可能性が高くなりますが、財務省にそういう判断ができるか難しい所ですね。

こういった危機的状況では、官僚ではなく政治主導での解決が測れるかが総理の手腕となりそうです。

どの政党が国民の方を向いているのかを見極める必要がありますね。

仮想通貨について

今日はコピートレードに不具合があったので、自己トレードをしましたが、利確のタイミングが難しいですね。

ビットコインボラティリティが大きく、一度方向性が決まると一気に動くので、仮想通貨のFX取引では含み損を抱えすぎるのは危険だということがよく分かります。

夜にはコピートレードが回復し、一位のトレーダーの取引を見ていましたが、ダウが下落し、ビットコインも下落するタイミングで速攻で逃げていました。

そのタイミングから300ドル下落しているところを見ると、勝つ人は無駄に抵抗しないのがよくわかりますね。

特にFXは証拠金取引なので、買っている時に追加追加でポジションを増やし、負けている時はポジションを減らすイメージでの取引が良いんですね。

証拠金取引ナンピンとは相性が悪いですね。