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ダウ過去最大2,997ドル安、リスクオフ進展か? 3月16日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.564、安値105.142、始値106.998、終値105.801で陰線での引けとなりました。

昨日の相場は前週末のダウの大幅高にも関わらず、週初よりダウ先物が1,000ドル以上下落しており、日経平均の上値は重く反落する形となりました。

前倒しで行われた日銀政策会合では、ETFの購入倍増などによる市場の安定確保、企業金融の支援策、流動性供給の充実の三本柱を発表しました。

マイナス金利の深掘りは見送りとなったようです。

しかし、効果は限定的で日経平均も上昇一服後、利食い売りからのマイナス400円超での引けとなりました。

個人的にマイナス金利の深掘りを延期して正解と考えています。

マイナス金利は銀行、保険会社などの金融機関に与えるダメージが大きく、逆効果になっているようなので、この機会にゼロ金利に戻す事も考えるべきですね。

欧州では新型コロナウィルスの感染拡大の影響が甚大で株価は全面安となり、ECBによる金融緩和も効果が無い状態となっています。

ニューヨーク市場では、取引開始直後より株価が急落し、先週に引き続きサーキットブレーカーが発動されました。

ダウは2,800ドル超のこれまでで最大の値下がりを記録しましたが、下げ幅を縮小ましたが、2,997ドル安の過去最大の下げ幅での引けとなっています。

各国中銀が一切に金融緩和をする事で経済危機を意識した事が原因のようですね。

相場は完全にリスクオフを向いていますが、有事のドル買いなのか、円高へは思った以上に向いていない状況です。

中国の工場が再開し始めており、滞っていた部品の供給が再開されれば展開も変わるとは考えていますが、当面、株価の下落は続きそうですね。

新型コロナウィルスについて

中国では都市封鎖の成果か、新規の感染者数及び死者数が激減しており、中国国内での終息宣言も考えているようです。

新型コロナウィルスの発生は武漢ではないという事も言い出しており、どこの国になすりつけるのか、注意が必要ですね。

世界は中国に感謝すべきという理解不能なことも喧伝し始めており、欧米諸国が新型コロナウィルスの感染拡大で経済危機に陥る中で、世界のイニシアチブを取る考えなのかもしれないですね。

日本でも、やっと安部総理、経済担当大臣の口から消費税減税の話が出るようになりました。

テレビの評論家などを使って消費税増税は必要だと国民を洗脳することは現在のようにネット社会では難しいようですね。

見知らぬ不特定多数が双方向に意見を交換する中では、政府に都合の良い意見だけを広げることは難しく、デモも政治活動もしない日本人でも活発な意見交換をする事が出来る場です。

ネットが発達していないときは、新聞担当の政治秘書などがいたようですが、ネットが発達した今ではネットでの意見を集める担当の政治秘書がおり、官邸への進言があるのかもしれないですね。

今後の世界は、グローバリズムからポピュリズムナショナリズムへ変遷していく可能性があります。

特に、今回の新型コロナウィルスでの世界的な経済危機で国外に企業の基盤となる工場があることの危険性は充分に周知されたはずです。

日本国内に、大企業の工場を戻す動きも、今後見られるかもしれないですね。

仮想通貨について

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今日はつい、トレードをしたくなり、自分でトレードをしてしまい大幅なマイナスを出しました。

仮想通貨は、為替以上に値動きが激しいため、資金管理が難しいですね。

明日からはコピートレードのみをします。

トータルではまだプラス推移です。