日本でも、新型コロナウィルスの感染拡大続く。 3月27日ドル円動向
週足
日足
高値109.704、安値107,743、始値109.511、終値107.970で大幅な陰線での引けとなりました。
金曜日のドル円は日経平均が前日比プラス700円高の大幅高での引けにも関わらず、東京時間から下落が続きました。
欧州時間に入ると欧州株が続落する中で、一時的にドル高傾向での推移となるかに見えましたが、ニューヨーク時間でダウが大幅安になるに連れて、ドルも大幅に下落し107円代での引けとなりました。
新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、一番底をついたかに見えた株価も反落し、二番底を探る動きとなる可能性がありますね。
ドルも100円を割り込む可能性も示唆されており、先行きが見えない状況が続いています。
情報を分析し、無理な取引は避けて勝負出来る体力を残していきたいですね。
新型コロナウィルスについて
アメリカでは新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず12万人を突破し、感染数が世界最大となり、イタリアではとうとう死亡者数が10,000人を突破する事態となっています。
生活必需品以外の経済活動を停止しているイタリアでは、とうとうスーパーを襲い食料品を奪う事態が発生したいます。
新型コロナウィルスの感染拡大により、銃の購入が増えたアメリカで同様の事態が起こる事を考えると怖いですね。
こうした事態を防ぐ為にも、企業の救済、個人への所得保障など、経済が一時的にストップしても、新型コロナウィルスの感染拡大がストップすれば、経済活動を再開できる素地を残していく事が急務となりますね。
これまであまり新型コロナウィルスの感染拡大が騒がれてこなかったインドでも大規模な感染拡大が懸念されています。
イタリアから帰国したインドの導師が汚染国からの帰国時の一時隔離を無視して各村を周り説法をしていたようです。
当該導師は新型コロナウィルスの陽性反応があり、死亡したようですが、濃厚接触者15,000人余りを生み出しており、インドでの新型コロナウィルスの感染拡大懸念に繋がっているようです。
日本での感染拡大がなかなか進まない理由の1つに国民的な宗教がなく、宗教家の説法を聞きに集まる機会がほとんどないこともあるのかもしれないですね。
日本での感染状況
日本では世界でも中国に続いて、2番目に新型コロナウィルスの感染拡大が懸念されてきており、他国に比べて感染拡大を抑え、ピークを先延ばししてきましたが、それも限界に近づいているようです。
東京での感染者数は40人、60人と感染が拡大しており、感染爆発を起こしている欧米諸国の感染爆発前の状況に似てきているとも言われています。
今週の土日、来週からも活動自粛の呼びかけが続いており、日本でも新型コロナウィルスの感染爆発を抑え込む最後のチャンスとも言われているようです。
外出するときは必ずマスクをし、人にうつさない、手洗い、うがいをし、自分と家族を守るように感染防止の取り組みをしたいですね。
余談ですが、日本で新型コロナウィルスの感染拡大が広がっていない要因の一つとしてBCGが挙げられており、日本株のBCGを使用している国では新型コロナウィルスの感染拡大がある程度抑えられているというデータもあるようです。
現在、BCGの効果の検証もされているようなので、明るいニュースが聞きたいですね。