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原油続落、株価の下押し圧力となるか。 4月21日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.886、安値107.274、始値107.618、終値107.755で陽線での引けとなりました。

昨日の相場は、5月物の原油先物がマイナス圏に低迷し、20ドル台で取引されていた6月物の原油先物も11ドルまで下落する場面がありました。

原油先物の急落により、ダメージを受けた海外ファンドが利益が出ているアマゾンなどのハイテク株を売って補填をする事で株価の続落に繋がったようですね。

日経平均は400円の大幅安、ダウも600ドルを超える大幅安での引けとなっています。

ドル円も株価の下落と共に下値を試す動きが続いていましたが、石油業界はトランプ大統領の支持層ともなる為、いち早く石油業界を助ける旨の意思表明があり、ドルは上昇傾向となりました。

しかし、実体経済が萎縮する中で、ドル買いが続くとも思えず、108円の上値は重く円高傾向になる可能性もあるかと考えています。

中国包囲網か。

アメリカの法務グループが新型コロナウィルスで感染被害を受けた40カ国の代理人として 、米フロリダ州の裁判所に中国政府を相手取って6兆ドルの損害賠償請求をしています。

世界各地でも新型コロナウィルスの感染拡大に対しての中国責任論がぼっぱつしています。

中国政府はエイズなどの感染症を引き合いに出して、感染拡大での賠償責任は無いと反論している状況です。

しかし、春節での中国人の大移動を止めなかったことは明らかなことで責任問題は避けられないかもしれないですね。

新型コロナウィルスの感染拡大後、中国が行ったことは

1.新型コロナウィルスで疲弊した欧州企業株を買い漁る。

2.世界各国で大量のマスクや医療機器の買い占めを行い、マスクの値段を釣り上げて、偽物を売りつける。

3.マスク支給を取引材料として、ファーウェイの5Gを売りつけたようとする。

4.南シナ海の人工島に行政区を設置して、南シナ海を実効支配しようとする。

など、世界中から恨まれても仕方ない事ばかりをしているので、現在の中国バッシングも仕方ないですね。

日本でも、静かに中国から工場の撤退などを進め、中国から技術の引き上げを行なっています。

世界中で中国外しが進みそうですが、これまでやってきた事を考えると同情は出来ないですね。

日本の新型コロナウィルスの動向

日本の新型コロナウィルスの新規感染者数は4月11日の719人をピークにして、4月20日には346人と横ばいが続いています。

4月11日のピークは逆算すると3月の3連休での油断による外出と花見などで集まる機会が多かった事が要因のようですね。

4月16日の7都道府県に絞った緊急事態宣言の効果が現れるのはこれから出てくるとは思いますが、まずは新規感染者数が2桁まで減る事が無ければ緊急事態宣言の解除は難しいかもしれないですね。

2週間後には、欧米諸国のようになると言われながらここまで押さえ込めているのはBCGの効果も大きいのですかね。

GWに出かけてしまい、再度感染拡大というような惨事にならないように自粛を続けたいですね。