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米ミズーリ州、中国へ損害賠償を求め訴訟開始。 4月22日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.930、安値107.507、始値107.728、終値107.739で小幅な陽線での引けとなりました。

昨日の日経平均原油価格の暴落と前日のダウの大幅安による為か、19,000円を割り込む動きを見せましたが、下値は硬く、19,000円を回復する形での引けとなりました。

ダウ先物は上昇しており、心理的に売りが継続する状況では無かったようですね。

ニューヨーク時間に入るとダウは原油価格が回復した事を受けて450ドルの大幅高となりました。

世界的な原油需要減を受けてオーペックプラスが日量2,000万バレルの減産に合意したとのニュースもあり原油価格の下落も一先ず落ち着きそうですね。

経済が復興し始めている中国で、3月の原油価格低迷時に原油を買っていたと言われており、既に今期の原油需要を満たす量を備蓄しているとの情報もあります。

中国での原油需要の低迷が続けば原油価格の低迷も続く可能性がある為、原油価格の動向は今後も見ておいた方が良さそうですね。

ドル円に関しては方向感のない動きが続いていますが、107円と108円のどちら側をブレークするかでトレンドがでるかもしれないですね。

米経済が再活動となり、原油価格が上昇するようになれば、ドル需要が増してドル高に進むはずです。

今後も、コロナの動向に左右されそうですね。

新型コロナウィルスについて

東京での感染状況は2週前から1週間に1,000人程度の増加と横ばいが続いています。

今週の週末の動向が100人前後に収まり、週に1,000人を割り込めば緊急事態宣言の効果も現れていると言えそうですね。

しかし、昨日も全国で390人の新規感染者が出ており、死者も増えている事を考えると油断は一切出来ません。

GWも家で大人しくして、これ以上、感染が拡大しないようにするしかないですね。

ミズーリ州で州政府が中国の責任追及や損害賠償の裁判を起こしたようです。

新型コロナウィルスの感染拡大に対しての、企業や個人による裁判は起こっていましたが州政府レベルでの裁判ははじめての事で政治問題に発展する可能性もありそうです。

裁判が確定すれば、米国債や中国の海外資産の差押えなどの動きとなれば!米中冷戦が始まる可能性もあり、為替の動きも難しくなりそうですね。

新型コロナウィルスの感染拡大後の中国の動きがもっと世界を助けるような動きであれば、米中が協力し合う状況があったかもしれず、残念ですね。