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日本、39都道府県で緊急事態宣言の解除の方針。 5月13日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.274、安値106.735、始値107.123、終値107.018で小幅な陰線での引けとなりました。

昨日のドル円は、東京時間では前日のダウ続落に伴う日経平均の下落により、ドルも下値を試す動きとなりましたが、39都道府県で緊急事態宣言の解除の方針が示されることで反発に転じました。

しかし、夜間にFRBのパウエル議長の公演がある事を受け、上値も重く欧州時間ではドルは107円付近の小動きが続き、米経済指標の大幅な悪化を受けて、昨日の安値106.7まで反落する形となりました。

しかし、パウエル議長の公演でマイナス金利を導入する予定は無いとの言を受けてドルは急反発し、107.1付近まで上昇しました。

上昇はそこまでとなり、同じくパウエル議長の公演で米経済のV字回復は無く、今後、新型肺炎による経済のダメージは深刻で企業破綻による不況とその回復には時間がかかるとの見解を示したことで、プラス圏にあったダウが急落、ドルも再度107円付近での推移となり、引けを迎えています。

新型コロナウィルスの感染拡大の懸念の再燃と米中関係の悪化懸念により、相場はリスクオフに向いており、ドルの上値は重い動きとなっています。

基本的に、円高傾向の推移となりそうですね。

新型コロナウィルスについて

日本では新型コロナウィルスの感染拡大が抑えられつつあり、昨日の東京の新規感染者も10人程度となっています。

政府より、東京、大阪、北海道を含む8都道府県を除き、緊急事態宣言の解除の方針が発表されました。

週間での新型コロナウィルスの新規感染者数が人口10万人当たり0.5人と厳しい目標数値となっていますが、39都道府県については5月末を待たずに、緊急事態宣言の解除に関して、今日、国会で審議するようです。

緊急事態宣言の解除としながらも、自粛は継続という形となりそうですが、いち早く経済を立て直す事となりそうですね。

懸念は既に新型コロナウィルスの感染拡大を抑え込んだとされる中国の武漢と韓国のソウルで大規模なクラスターが発生しているとされ、新型コロナウィルスの第2波ごあるということです。

中国の武漢では既に新型コロナウィルスが再度蔓延しており、中央に報告した責任者は責任不行き届きとして処分されています。

韓国では人口密度が高いソウルでの100人規模のクラスターが発生しており、今後の動向も気になりますね。

緊急事態宣言の解除はあるべきだとは思いますが、新型コロナウィルスの第2波の到来の可能性への言及はして欲しいですね。

米中関係に関して

米中第1合意である農産物の購入に関して、新型コロナウィルスの蔓延に対してアメリカが中国の追及を続ける限り、農産物の購入に踏み切れないと中国は強気外交を続けています。

中国は合意を守りたいという国際世論の誘導を行いたいという事が透けて見えますね。

トランプ大統領も中国との第2合意の話し合いをするつもりはないとし、あくまでも新型コロナウィルスの感染拡大に関して中国の責任を追及する構えを崩していません。

FRBへのマイナス金利の要請、巨額のヘリコプターマネーなど、金融緩和及び財政出動により企業の倒産を防ぎ、中国との対峙を続けており、アメリカ連邦予算の中国市場からの撤退を進める指示も出しています。

アメリカが本気で脱中国へ進むのか、先行きが読めませんが、今後もヘッドラインは注視すべきですね。

コピートレード結果

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昨日は-0.2ドルとなったようです。

初めてのコピートレードがマイナスの結果ですが、損切りが早く安心感はありますね。

今後も結果報告を続けますね。