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米、中国の人権問題追及で33団体への禁輸措置。 5月25日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.773、安値107.535、始値107.547、終値107.670で小幅な陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は日本の緊急事態宣言が全面解除となり、経済活動再開期待による株高に連れてのドル高となりましたが、メモリアルデーによって米市場が休みということもあり、上下で20pips程度の小幅な値動きとなりました。

108円へのトライが見られなければ、反落かと考えていましたが、一応前日の高値安値は更新しており、上昇基調は維持と言えそうですが、5営業日連続で5月20日の高値安値をどちらも更新出来ておらずトレンドの範囲内での動きが続いていますね。

世界的な経済活動再開期待により、ドル高傾向に進むはずですが、米中対立が鮮明化しており、ドルの上値を抑える動きが続いています。

108円を探る動きが続いていますが、下値が硬いため、上昇する形となるのではないかと考えています。

 米中関係について

ポンペオ米国務長官が「西側が中国の覇権主義を長く容認しすぎた」と発言しており、案に民主党政権時代に中国と蜜月だったクリントンオバマ政権を批判しているようですね。

ウイグル人弾圧や兵器調達に関与したとして中国33団体・企業に対する禁輸制裁を科すと22日に発表しており、経済だけでなく人権侵害という方向からも中国を責め立てるようです。

先日、ポンペオ米国務長官チベットダライ・ラマがどこにいるか知らせるようにと中国に確認をしていましたが、チベットウイグルの弾圧に関して、世界ではアンタッチャブルのような扱いとなっていましたが、この中国の人権問題に手を入れて行くということは本気で中国を潰しにかかっているようですね。

チャイナマネーが効いていたのか、国連人権委員会などはこれまで一度もチベットウイグル問題に触れてくることはありませんでした。

欧米諸国も、中国市場を失うことを恐れてチベットウイグル問題を見て見ぬ振りをしてきた部分があったはずです。

しかし、今回のコロナにより、チャイナリスクが顕在化し、中国とうまく付き合うより、中国を排除した方が低コストで世界経済が回るという判断になった可能性がありますね。

これまでの中国の攻めどころは、中国を排除した時に世界経済へのダメージが計り知れないということでしたが、コロナにより世界恐慌並みに世界経済が悪化した今、中国の脅しが通じることはないので、最低でも中国の共産体制が崩壊するまでは中国排除の動きは続きそうです。

台湾でも中国から離れる動きが加速しており、中国共産党や軍関係者の工作活動を阻止するために、中国人の入国や台湾内の移動を制限する政策を取るようです。

日本では7月から順次、入国制限を緩和する方向へ進んでいますが、TPP締結国を優先しており、中国・韓国の入国制限を緩和する動きは無いようです。

習近平氏の国賓での訪日の調整は続けているということですが、中国人の入国制限は続けており、米中関係の趨勢が決まるまではのらりくらりと外交を続けるのかもしれないですね。

日本には米軍基地もあり、陣営で言えば完全に西側ですが、中国・ロシアとの距離が近過ぎる為、あまり大胆な行動は出来ないのはしかたないですね。

コピートレードについて

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ユーロ/円 118.07円ロングをどう処理をするのかと見ていましたが、117.167でロングを入れて117.4まで上昇したタイミングで全て決済し、含み損の元となっていたポジションを整理していました。

短日ではマイナス7.86ドルですが、トータルではギリギリプラスに持ってきており、リカバリーの旨さはさすがに2年間トータルで資金1,000%の実力ですね。

含み損がマイナス30ドルを超えた時など早く決済してくれという気分になっていましたが、取るポジションが小さいので、100pips逆行しても証拠金維持率が600%ぐらいあり余裕があることも含み損に耐えられる理由かもしれないですね。

あまり含み損が増える取引は好きではないのですが、プラスに持って行くまで我慢するというトレードもありなのだなと改めて思いますね。

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ミラートレードのデモ口座を現在、試しに運用しているのですが、同じユーロ円でトレンドがショート方向に向かっている状況でもひたすらロングを入れているのを見ていると、これがリアル口座だった場合、恐怖を感じますね。

 やはり、自動売買に任せるよりは、勝っているトレーダーのコピートレードの方に軍配があがるようです。

自分で勝てるならそれが一番だとは思いますよ。