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安倍首相、武漢ウィルスの中国起源説派か? 5月26日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.915、安値107.394、始値107.656、終値107.507で小幅な陰線での引けとなりました。

昨日のドル円は日本の緊急事態宣言の全面解除を好感視して、日経平均の大幅な上昇を受けてドル高傾向で進み、108円近くまで上昇しました。

しかし、香港の国家安全法など、中国政府の行動に対するアメリカの制裁措置もあり、ドルの上値は重く、108円を更新することなく、反落しての引けとなりました。

今日の動きは、下値を試す動きとなり、ドルは107円を目指すものと考えています。

107円付近ではラングも溜まっているようなので、ここを割り込んで下落するのかまでは読めない展開ですね。

経済活動再開期待によらリスクオンと米中対立によるリスクオフが引っ張りあっていますね。

日中関係について

25日の記者会見で安倍首相は米メディアから新型コロナウィルスを巡る米中関係の悪化に関して、「日本はどちら側につくのか」という質問に対して、ウィルスの発生源は中国であり、新型コロナウィルスは中国から世界へ広まったという認識を示しています。

中国人が春節で世界に広めたということはどう考えても当たり前のことですが、世界的には中国に遠慮する形で、新型コロナウィルスが中国発とは言いにくいようですね。

中国の責任を追求する姿勢を見せたオーストラリアは輸入品への関税という報復措置を受けており、中国依存度の高い国では表立って中国を批判するのは難しい状況です。

習近平氏を国賓として迎える話し合いが続いているとしていた日本の安倍首相がこの発言をするとは考えていなかったのでこの会見の結果には驚きました。

中国も驚いたようで、中国外交部は「新型コロナウィルスの起源の問題は科学的な根拠が必要」と安倍首相の会見に対して反論をしています。

しかし、安倍首相の会見で話したことは起源の問題ではなく、中国が世界に感染を広げたということなので、中国の言い分は筋が通らないといえそうですね。

オーストラリアに対する強硬な姿勢を考えると日本に対しては、「中日の共同防疫」という言葉を使っているところを見ると、日本に対しては一定の配慮らしきものを持っているようですね。

米中対立が進む中で、中国としては友好国であり、経済規模も大きく、源泉技術を持つ日本とまでも対立構造を築きたくないという考え方かもしれないですね。

日本もどこかのタイミングで旗色を鮮明にする必要がありますが、日本の地形を考えるとまだ、引っ張った方が安全かもしれないですね。

コピートレードについて

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今、コピーをしているトレーダーは逆張り系のトレード手法を使うようで、100pips以上の含み損に耐えながら10pips単位で細かく利益を積み上げるスタイルです。

通常であればコツコツドカンでマイナスを大きくするトレードに感じますが、ロットを小さくすることでストップロスを防ぎ、逆行した時もプラス圏に入るまで耐え最終的にトータルプラスまで持って行く手腕はすごいと思います。

トレードにおいては、退場しないことが一番大事で、トレードテクニックより、資金管理に関するルールを作り、そのルールを確実に守ることがトレードで勝つことにつながるのかもしれないですね。