ドル円を分析、予想するブログ

FXのトレード記録を公開・分析するブログ

ドル円に特化した情報を配信しています。

5月コピートレード結果。 5月29日ドル円動向

週足

f:id:jida43456:20200601061906p:image

日足

f:id:jida43456:20200601061855p:image

高値107.883、安値107.073、始値107.611、終値107.767で小幅な陽線での引けとなりました。

金曜日のドル円全人代により、香港の国家安全法制化が採択され、米中関係悪化懸念と108円へのトライに何度も失敗したことでドルの上値が重く、東京時間から欧州時間にかけて反落する形となりました。

107.3円で何度も反発しており、このネックラインが一つ目の節目となりましたが、このラインはあっさりと下回り、107円を目指す動きとなりました。

しかし、ニューヨーク時間にトランプ大統領により、中国の全人代における香港の国家安全法制化に対する演説があるとしており、演説内容に対する警戒感からかドルの下値も限定的となり、ニューヨーク時間を迎えました。

トランプ大統領の演説では、香港に対する優遇措置の撤廃の示唆など、全人代における決定前に伝わっていた内容からのサプライズがなかった為か、大きく反発し、107円後半での引けとなりました。

ドル円は3週連続で陽線での引けとなっていますが、108円の上値が重く、2週連続で108円のトライに失敗しており、108円での上値の重さは今週も続きそうですね。

今回の全人代による米中関係に関しては、今のところ、中国側がアメリカとの対立を避ける形を取っていますが、アメリカ側が中共幹部の資産凍結などを実施すればどうなるかはわかりませんね。

現在、黒人死亡により、アメリカ全土で大規模なデモが起こっており、最悪は軍の出動もあり得る状況です。

アメリカ国民の不満を外にそらす為にも、中国への攻撃が強まる可能性もありますね。

通常で考えればリスクオフへ向かう材料だらけなので、基本的にドルの上値は重いものと考えています。

コピートレード5月結果

f:id:jida43456:20200601053547j:imagef:id:jida43456:20200601053551j:image

確定損益は18.89ドルとなりましたが、含み損が30.39ドルとなっており、トータル的には微妙な結果となりました。

金曜日までは含み損もなく、17ドルぐらいの確定損益でしたが、金曜日のショートが捕まり、大きく含み損を抱えています。

今週はどう動くかは分かりませんが、損失確定をしないタイプのトレーダーはこうして大きく含み損を抱えた時にどう処理をするのかが楽しみですね。

ユーロドルが3月27日の高値を突破できずに反落して引けているので、ユーロ円の含み損を処理できる可能性があるかなと考えています。