FOMCにて、イールドカーブコントロールの議論継続で、ドル売り継続か。
週足
日足
高値107.866、安値106.981、始値107.734、終値107.072で陰線での引けとなりました。
昨日のドル円はFOMCを控えていることもあり、東京時間では日足、週足のサポートを足がかりに小幅な上昇を見せましたが、上値が重く反落する形となりました。
欧米時間に入ってもFOMCの結果を見極める向きが強く、ドル売り円買いの動きが続き、107円前半でパウエル議長の公演を迎える形となりました。
今回のFOMCではゼロ金利政策の継続が図られるも、イールドカーブコントロールに関しての言及がなく、107.4円までドルが買い戻される動きがありました。
しかし、少なくとも2022年まで利上げをする予定がないこと、イールドカーブコントロールについて協議を継続している事が伝わると米金利が下落し、ドル売りの流れが再開し、107円を割り込む場面もありました。
今週に入り、ドルは2円幅での下落となっており、これだけ下落すると上昇は難しく106円を目指す動きとなるのではないかと考えています。
5月7日の安値105.98が当面の下値メドかと考えています。
中国がオーストラリアや日本に対して、離米政策とも取れる脅しをかけて来ています。
アメリカの同盟国による中国包囲網を破るため、周囲の同盟国から攻めていく戦略かもしれないですね。
米中関係は冷戦の様相を帯びているので、今後のヘッドラインに注意が必要ですね。
仮想通貨のコピートレードについて
-0.0121→-0.0133とマイナス幅が広がってていますが、現状、含み益が出ているので安心感はありますね。
為替と仮想通貨では仮想通貨の方がボラティリティが高く、手を出すのは怖いイメージですが、その分ロットを下げても大きく利益を狙いやすい為、コピートレードという面では仮想通貨の方が安心感がありますね。
また、中央銀行が無いため、国家間の政策に左右されず、トレンドに素直な動きをする所もいいですね。
そうは言っても、ボラティリティが高いので、妙な意地をはると、一瞬で資金が刈り取られる怖さもあるので注意が必要です。
自分で作ってしまったマイナスがプラスに変わるといいんですが。