米政府、景気刺激策で一兆ドル規模のインフラ整備。 6月16日ドル円動向
週足
日足
高値107.631、安値107.205、始値107.318、終値107.305で小幅な陰線での引けとなりました。
昨日のドル円は、東京時間では日経平均が大幅に上昇するにつれ、ドル高傾向での推移となりました。
しかし、107円半ばでは上値も重く、反落する形となり、1日を通して小幅な値動きに終始する形となりました。
半年に一回のFRBパウエル議長の議会証言では、米株式市場が回復傾向となるまで金融緩和は続けるが、イールドカーブコントロール及びマイナス金利に関しては否定的な発言となり、ドル売りを誘発するような事態にはならなかったようですね。
米中では、新型コロナウィルスの感染拡大の第2波が訪れていると言われていますが、経済活動を止めるという判断は今後ないものと思われます。
米政府の発表でも、1兆ドル規模のインフラ整備をする事を示唆しており、ここで2,000万人とも言われる失業者の雇用を回復する事が出来れば、現在、全米に広がる大規模な暴動も縮小傾向となる可能性もあるかと考えています。
今回のパンデミックにより、グローバリズムの問題点が浮き彫りとなりました。
コロナ後の世界では国家間の交易、人的交流がどうなっていくのか、なお不透明感が残ります。
長期的に見れば、「有事のドル買い」の継続、リスクオフの円買いの継続により、ドル円の小幅な値動きは継続される可能性が高くなりそうですね。
今日のドル円の値動きは下値の硬さが確認された事により、上昇基調かと考えています。
仮想通貨のコピートレードについて
-0.0124→-0.0097で、コピートレードを再開してより、プラス2,700円程の推移となっています。
最近、9,000ドル付近でビットコインも安定している為、収益もなかなか伸びない状況が続いていますが、無茶な含み損を抱える事もない為、このまま様子見を続けます。
自分で作ってしまったマイナスが無くなれば嬉しいですね。