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ドル108円では上値も重く、反落。 6月29日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.876、安値107.033、始値107.053、終値107.565で陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は東京時間では、ドルの上値、下値とも硬く、値動きは抑えられていました。

ニューヨーク時間に入り米経済指標が大幅に改善しており、5月の米雇用状況の改善が確認されるとダウは大幅高、ドルも株高に連れての上昇という形になりました。

106円へのトライに失敗する事でドル高に進むのではという予想通りの動きですが、やはり108円を前にドルの上値は重く、反落したの引けとなっています。

ドル円の上昇に連れて反落したユーロドルも5月19日のネックラインを更新する事なく反発傾向となっており、ドルの上値を抑える形となっています。

リスクオン相場で、ユーロ高となりクロス円は上昇し、結果ドルの上値を抑える形となっているようですね。

月足、週足、日足に頭を抑えられる形となっており、今日のドル円の上昇は難しくなるのではないかと考えています。

経済の状況について

新型コロナウィルスの感染拡大が当初の予想を上回っており、V字回復すると言われていた米経済にも赤信号が点滅しており、新型コロナウィルスの脅威が民心から取り除かれるまで経済活動の完全な回復は遠いのではないかという観測も出ているようです。

米ギリアドが開発したレムデジビルについて、薬価を発表しており1週間の治療で2,300ドル程度の価格に収まっているようです。

新型コロナウィルスのワクチンは未だ開発段階ですが、治療法が確立すれば、新型コロナウィルスの脅威が取り除かれ経済回復の足掛かりになり得ます。

そこまでは一進一退の動きが続くかなと考えています。

昨日の取引について

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昨日はドル108円を前に反落するタイミングを見て、ショートを入れています。

ドルの上値は依然として重いものと考えており、建値に戻るまではショート継続塊考えています。

108円へのトライ失敗により、再度107円を割り込む動きもあるかと考えています。