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中国の株価上昇によるリスクオンに。ドルは反落。 7月6日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.766、安値107.249、始値107.419、終値107.276で小幅な陰線での引けとなりました。

昨日の相場は中国経済の回復傾向に後押しされる形でアジア株が高騰し、その余波が欧米市場に波及する形でのリスクオン相場となったようです。

米経済指標もISMが57.1とパンデミック前の水準を回復しており、経済活動の力強さを感じさせる水準となっています。

相場がリスクオンに向く中で安全通貨であるドルが売られて、ユーロ高の傾向となっており、ドル円もドルの上値が重く、107円後半では反落する動きを見せています。

しかし、円も安全通貨である為、107円前半ではドルの買い戻しの動きも見られるようで107.2付近では強い買い気配が観測されており、ドル円は小幅な値動きとなっています。

中国の影響力

パンデミックにより、世界的に交易が閉ざされており、未だに再開の見通しは立っていませんが、企業レベルの取引は徐々に回復傾向となっているようですね。

香港の国家安全維持法導入により、中国の孤立化が叫ばれていますが、世界に浸透した中国の影響力はまだまだ無視出来ないレベルにあるようです。

日本のマスコミでも生放送で「中国当局の検閲により、ウイグル問題を報道出来ない」との発言がありましたが、各国のマスコミや企業にもこのような「中国の検閲」が見られるとすると恐ろしいですね。

米国のハリウッドでも「中国の検閲」を排除しなければ、米政府の援助を打ち切る法案が提出されていましたが、国のマスコミ、文化をねじ曲げる中国の国家戦略が段々と綻びが出てきたようですね。

今日の売買方針

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107.2付近で買い戻しの動きがあるようなので、小さいロットでロングを入れています。

ドルの上値も重いようなので、107.2を割り込めば一先ず、損失確定する予定です。