南半球での新型コロナウィルスの感染拡大か? 7月7日ドル円動向
週足
日足
高値107.784、安値107.239、始値107.256、終値107.506で小幅な陽線での引けとなりました。
昨日のドル円は米国での新型コロナウィルスの感染拡大懸念が再燃した事もあった為か、前日のリスクオン相場とは一転し、リスクオフ相場での安全通貨であるドル買い先行での動きとなりました。
しかし、108円付近になると円の買い戻し圧力もあり、上値も重く、小幅に反落する形での引けとなっています。
昨日、予想した通りドル円は107円をコンフォートゾーンとして、上値が重く、下値が硬い動きが継続しているようですね。
昨日の売買結果
ドルが108円までは上昇かと考えていましたが、思った以上に上値が重く、利確ラインに引っかかっての引けとなりました。
基本的にドルは上昇局面と考えているので、107円前半までドルが下がってくればロングを入れたいですね。
そこまでは様子見をする予定です。
世界の状況
米国では、レストランでの外食の禁止の動き、オーストラリアでも再ロックダウンの動きもあり、新型コロナウィルスによる世界経済へのダメージは今後も継続される懸念が高まっています。
中国では、大規模な水害、バッタの襲来があり、更にペストと新型の豚インフルエンザが確認されています。
中国は、香港の国家安全維持法制定により、西側経済から排除されていく状況の中、食糧危機の懸念も増しています。
新型コロナウィルスの感染拡大により、国を超える人の動きがほとんどない為、中国発のウィルスが世界中に再度蔓延する動きは避けられそうですが、踏んだり蹴ったりとも言える中国の状況が戦争という最後の手段に訴える動きもあるかもしれないですね。
世界経済の再編とともに、国内の事業基盤の再編も起こり得る状況なので、投資には慎重になりたいですね。