コロナ治療薬の開発により、相場はリスクオンに向くか?
週足
日足
高値107.258、安値106.632、始値107.147、終値106.901で陰線での引けとなりました。
金曜日のドル円は新型コロナウィルスの感染拡大懸念が再燃しており、1日の感染者数が最大を記録したことを受けてリスクオフの円買いが進む形となりました。
しかし、ニューヨーク時間に入ると米ギリアドのレムデジビルによるコロナの治癒率が60%を超えたというデータが出されると相場はリスクオンにドルの買い戻しの形で106.95を戻り高値として106.9円代での引けとなりました。
週末を超え、土日での動きは特になく、月曜日の寄り付きは前週末とほぼ同水準での始まりとなっています。
チャートの形を見る限り、107円前半での上値が重く、今日は上値の重い動きが続くのではないかと考えています。
前週末の106円半ばでのドルの反発を合わせて考えると再度106円半ばまで反落したタイミングでロングを入れる、もしくはこのままドルが107円へ定着したのを確認した段階でロングを入れるのが良いかもしれないですね。
金曜日の取引結果
金曜日の取引は、上値の重さから反落と考えており、前日のロングは朝の段階でポジションを閉じていました。
ドルは上値の重さから反落するも106.8をネックラインとしては反発するものと考えていた為、106.8をバックにロングを入れていましたが、アッサリと106.8を割り込んでしまった為、ポジションを閉じました。
週足、日足とも陰線で引けており、今週も上値の重い動きが続くかと考えています。
106円を割り込まなければ反発の可能性が高いはずですが、月曜日の動きを確認してから再度、今週の戦略を考える予定です。
米中関係について
香港の国家安全維持法に対して、中共の幹部4人に対して、米国から制裁が課されているようです。
トランプ大統領も米中第2合意にかんして、現況で進める予定は無いとの声明を出しており、米国による中国排除が鮮明化しており、米中は対立局面から断交局面へ移行しているようですね。
現在、中国では大規模な水害、バッタの大発生、ペストなども発生しており、このまま米国と断交ということになれば政権の崩壊ということもあり得そうです。
このまま、中国が分断国家となってくれれば周辺国の状況も落ち着来ますね。