国内の新型コロナウィルスの感染拡大でリスクオフ進む。 7月16日ドル円動向
週足
日足
高値107.393、安値106.826、始値106.871、終値107.258で小幅な陰線での引けとなりました。
昨日のドル円は日経平均が利益確定売りに押される形で反落して始まったのを見てリスクオフのドル買いでスタートする形となりました。
11時には中国の小売売上高が前年同月比-1.8%と市場予想を大幅に下回った上、東京での新型コロナウィルスの感染者数が増加したのを見て日経平均は大幅に下落し、ドル円も107円を回復する動きを見せています。
欧州勢が参加すると株安に引っ張られる形でドル買いが進み、クロス円に引っ張られる形でドルは上昇し、107円に定着する動きを見せました。
ニューヨーク時間に入ると、雇用統計の悪化により、再度107円を割り込むかに見えましたが、他の米経済指標の好調な結果を見てドルの買い戻しが進み高値である107.4まで上昇しましたが、上値は重く反落しての引けとなりました。
今日の売買方針
ドル円は昨日予測した通り、ネックラインである107.42円を目指す動きとなりましたが、107円半ばになると上値が重くネックラインへは届かず反落して引けています。
4時間足
今日のチャートの形は107.2円付近では下値を支えられる形となっており、再度107.42円を目指すと考えています。
このネックラインを更新すると、4時間足ベースでのダブルボトムが形成され、108円を目指す動きが見られるものと考えています。
今日、ネックラインを更新出来なければ、再度106円を目指す動きとなる可能性も高いと考えているので、今日の値動きには注意したいですね。