英国とEUのFTAに気信号か?ユーロ・ポンドの下落によりドル反発。 8月21日ドル円動向
週足
日足
高値106.063、安値105.435、始値105.745、終値105.781で小幅な陽線での引けとなりました。
金曜日のドル円は、東京時間から欧州時間にかけてはドルの上値が重く、反落となり、徐々に値を下げる形となりました。
欧州時間では日通し安値となる105.4まで下落しましたが、ユーロ圏のPMI速報値が冴えない結果となり、更に英国とEUとのFTAの締結に目立った進展がない事を受けて、EU圏の経済回復に懐疑的な見方が広がり、ユーロとポンドごドルに対し、大幅安となり、ドルは円に対しても上昇する形となりました。
ユーロドル
日足
時間足
ニューヨーク時間では日足の移動平均線にてユーロは上昇し、ドルは反落、ドル円も始値付近での引けとなりました。
追記:
月曜日の寄付きは105.745となり、前週末終値付近となり、方向感の掴みにくい相場となっています。
金曜日の売買結果及び今日の売買方針
前日のショートを維持しており、4時間足でのネックラインまでは下落するものと考えていました。
欧州時間に入っての反発に関しても、20:00頃に105.7付近まで反発し、4時間足の移動平均線に重なる形であった為、ここをネックラインとして反落するのではないかと想定していました。
追加のショートを入れ、様子を見ていましたが、ドルが下がる様子もなく、上昇傾向が続いており、クロス円に変化はないかとユーロドルを確認したところ、100pips以上の大幅なユーロ安となっているのを発見し、慌てて全てのポジションを閉じ、何とかプラスで終えることが出来ました。
そのまま、引けにかけてはドルは始値付近まで下落しましたが、失敗したトレードでプラスで終えられたことは大きいと考えています。
来週の売買方針に関しては、週明けの始値にもよりますが、基本的に黄色のラインを更新すればロング、青色のラインを更新すればショートかと考えています。