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コロナのワクチン、早期承認の可能性高まる。相場はリスクオン。 8月25日ドル円動向

週足

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日足

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高値105.989、安値105.680、始値105.735、終値105.964で小幅な陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は1日を通して小幅な値動きに終始する形となりました。

米国で新形コロナウィルスの感染から立ち直った患者の血しょうを活用した治療薬が米FDAによるファストトラックに加えられること、英アストラゼネカが開発するコロナのワクチンも早期に承認する見通しという事が伝わると米経済が回復するとの見込みからドルに買いが入る形となりました。

しかし、27日のFRBパウエル議長の講演で、追加の経済政策で経済回復に弾みが出るとの目論みからもポジション調整する向きがあり、ドルの上値を抑える形となっているようです。

今日もレンジでの値動きとなりそうですね。

新型コロナウィルスと新しい経済

アストラゼネカなど、欧米でも新型コロナウィルスのワクチン開発が進んでいますが、共産主義体制を持つロシアでは既にワクチンが承認されており、中国でもワクチンが最終試験段階まで進んでいます。

共産主義体制が持つロシア、中国は国家が強権を持って人権を制限することが出来るため、今回のようなパンデミックでは強い国だという印象を受けます。

しかし、中国開発のワクチンを摂取した中国国営企業の従業員が中国のワクチンは情報もなく、信用できないという理由で、パプワニューギニアで入国拒否されたという象徴的なニュースがありました。

コロナの感染拡大が進む前までは考えられないニュースですが、一説には中国のワクチンが有効であるか、新型コロナウィルスのかんせんが広がっていないパパわニューギニアで試験するという情報があったとも言われています。

米国や英国、WHOなどで承認されたワクチンと聞くと信頼性も高いですが、中国、ロシアで承認されたと聞いても国家元首の面子の為、無理矢理承認したのではないかと疑ってしまいます。

更に、国民にワクチンを摂取したと聞いても、信用出来ない怖さがあります。

今後の世界経済では、国の経済力だけではなく、国家としての信頼度というものも大きく関わってくるのではないかと考えています。

昨日の売買結果及び今日の売買方針 

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昨日の売買結果は、プラス4,500円と振るわない結果となりましたが、一時的にマイナス20,000円となっていたことを考えるとプラスで終えられたので良しとしています。

昨日は東京時間で時間足でのネックラインとなる黄色のラインを下抜いたのでまずショートを入れ、105.9を損切りラインとしていましたが、ドルは下がり切らず反発し、マイナス10,000円となりました。

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欧州時間に入り、ユーロドルが大幅に上昇しており、ドルも青ラインに近づいたのを確認し、再度、ショートを入れていましたが、21:30頃にユーロが急落し始め、ドル高傾向となり、105.8に置いていた損切りラインに引っかかり、マイナス10,000円で累損20,000円となりました。

その後、ユーロの下落を確認し、ドル高に進む可能性が高いと考えて22:00より、ドル円のロングを持ち直し1日を通してプラスまで持っていけたので全てのポジションを閉じました。

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週後半に、ジャクソンホールで行われる米経済会議、27日のFRBパウエル議長の公演がある為、レンジでの推移が予想されます。

時間足の緑のラインまで上昇すればショート、青ライン付近ではロングかなと考えています。