米大統領選を前に、コロナ対策で一喜一憂の相場か。
週足
日足
高値105.508、安値105.029、始値105.442、終値105.150で陰線での引けとなりました。
ドル円は欧州での新型コロナウィルスの感染拡大、合意なきブレグジット懸念により、リスクオフの円買い・ドル買いが拮抗した為か、東京時間から欧州時間にかけてドル円は前日安値を下限とするレンジでの値動きとなりました。
21:30に発表された米卸売り物価指数が予想外に上昇すると、相場はリスクオンのドル買いが優勢となりましたが、ムニューシン米財務長官とペロシ下院議長のコロナ対策に関する協議が継続されるとの報道があり、ドルの下値を支える形となりました。
しかし、大統領選挙前に民主党との協議妥結は難しいとのムニューシン米財務長官の発言が報道されると今度はリスクオフの円買いが進み、ドルは小幅に反落する形となりました。
直近安値の104.936を前にドルは反発しての引けとなっています。
100ドルチャレンジ
東京時間では前日安値付近で反発をしており、レンジ相場が続くのかと考えていましたが、欧州時間にかけて下値を試す動きとなり、21:30の9月米卸売物価指数が予想以上の結果となり、相場はリスクオンでドル売りが進み前々日安値105.234を更新するのを確認し、ショートを入れました。
ムニューシン米財務長官とペロシ下院議長の協議が継続されるとの報があり、ドルの下値が硬い動きがありましたが、昨日、今日と反発を繰り返していた日足のネックラインを更新したことで簡単に反発するわけがないとショートポジションを持ち続けて正解でした。
もう少し、ショートポジションを持ち続けたかったのですが、トータルで10ドルの利益に達した為、今日の取引はここで終了としました。
今日のように日足ベースでネックラインを更新する時は、自信を持って大きくポジションが取りやすいですね。
直近安値104.936を前に15分足で上昇を示唆する形が出来つつあるので、青のネックラインを更新すればロングを入れたいと考えています。
また、直近安値である緑のネックラインを更新すればそのまま下落する可能性も高い為、ショートを入れる予定です。