英・EUのFTA交渉に進展期待か?ポンド全面高によるドル売り進む。
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高値105.524、安値104.333、始値104.556、終値104.559で大陰線での引けとなりました。
イギリスとEUとのFTA交渉が22日に再開、EU側がイギリスとのFTA交渉に前向きに発言した事もあり、ポンドが主要通貨に対して全面高となり、ドル売り相場となり、ドルが直近安値を割り込む動きとなったことを受けてテクニカル的な売りが出る形となりました。
また、コロナ対策に関する米政府と民主党との協議に関しても、民主党が大統領選挙後まで協議を引っ張るとの見方が強くあります。
民主党有利と言われる今回の選挙で民主党が勝利すれば更なる追加対策が為されるとの思惑もあり、リスク商品に買い、米国債が売られる流れとなり、米長期金利の上昇により、ドルの買い戻しという流れになり、反発しての引けとなっています。
日本では、コロナ禍による経済の失速に対して、GOTOキャンペーンを中心にして、経済を回しながらもコロナの感染を抑えるという政策にシフトしており、それが成功しつつあるような状況です。
GWの緊急事態宣言時に強制力を持たないコロナを押さえ込んだ実績が、今回の経済対策に活かされている可能性がありますね。
世界で1番コロナ感染者を出しているアメリカで、大統領選挙を前にして、コロナ対策も打ち出せない状況がある為か、ドルが弱気相場という事もありますが、日本の相対的な経済回復期待による円買いが進んだ結果とも考えられますね。
コロナの感染拡大に関しては、アジアでは感染が広がらず、欧米で感染が広がっているような数字が並んでいますが、コロナの押さえ込みに成功したと言われていた台湾ですら日本の検疫でコロナの感染が発覚するなど、アジアではコロナの感染の確認が出来ていないだけという可能性が高まりますね。
日本でも同様に感染者を隠している可能性もありますが、前年同期比の死者数が減少している結果、マスクをしないで出歩いている人をほぼ見かけない現状を考えると日本型のコロナ対策が成功と見られる可能性もありますね。
2,000ドルチャレンジ結果
ということで、早速1,000ドルを入金し、新たに2,000ドルチャレンジを開始します。
昨日は相場を見る時間がなく、16:00頃に相場を見ると105.1まで下落しており、売買チャンスを逃したかと考えていました。
ところが、18:00頃に10月2日以来の安値を突破する動きとなった為、慌ててショートを入れました。
21日のNYカットが105.0にあった為か、なかなか下落は無かったのですが、重要なラインを突破しているので強気のショートを持っていたことが、正解でした。
安値で利確というわけにはいきませんでしたが、最低でも100ドルは確定しているので、2,000ドルチャレンジも幸先の良いスタートとなりました。
大陰線が出た翌日なので、ドルの上値は重いものと考えており、当面はショート維持かと考えています。
105.8まで上昇するようであれば利確予定です。