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イギリスとEUのFTA交渉、難航。コロナ再拡大で経済にダメージか?

週足

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日足

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高値104.306、安値103.914、始値104.068、終値104.024で小幅な陰線での引けとなりました。

昨日のドル円は104円を挟んでの上下40pips程度の小幅な値動きに終始する形となりました。

中国の安全維持法制下にある香港では、民主派議員の議員資格が剥奪され、反発したアメリカからの制裁もあり、米中関係の悪化、リスク指向を抑える方向へ相場は動いています。

イギリスとEUとのFTA交渉も難航している状況が続いており、イギリスのジョンソン大統領は今年度内にFTA交渉が締結出来なければ、2021年度はEUとのFTA交渉を継続しないとの談話も出ており、ここから年末にかけてユーロドルの値動きも荒くなりそうです。

また、北半球では冬を迎え、コロナの感染が再拡大しており、アメリカでも死者が20万人を超え、ワクチンの完成により期待に沸く経済の足を引っ張る可能性も示唆されていますね。

日本でも、コロナの第3波が来ており、大阪では看護師不足により病院が破綻し、自衛隊が出動する動きとなっており、今後、他の地域でも同様の動きがあれば防衛出動する人的資源の枯渇が心配されますね。

第2波までと違うのは、中国人のビジネス目的での入国が容易となったことではないかと考えています。中国側も日本は信用出来ないとして防護服を来て入国するシーンもありましたが、大声でそこかしこで喋る中国人の入国が緩和されるのはコロナ対策が出来るのか不安もありますね。

日本では現在、マスクをせず外出している人を探すのが困難なぐらいですが、外国人の入国が緩和された時、果たしてこの状況が守られるのか、甚だ疑問です。

国内では自粛を呼びかけながら、外国人ウェルカムでは外国人の為に日本人が我慢しなければならないようで不快感があるので、もっとまともな対応をして欲しいですね。