FOMC、ドル高容認か?10,000ドルチャレンジ結果。
10,000ドルチャレンジ結果
前日、ダブルトップの完成を確認してショートを入れていましたが、前日安値103.506を前に反発した事を確認して、ショートポジションは利確する形となりました。
前日安値をバックにして、ロングに切り替えましたが、夜半にあるFOMCにて、米長期国債の買い入れが拡大する見通しがあった為か、ドルの下落は止まらず、想定していた前日安値では反発する事が出来ず、ロングポジションは損失確定をしています。
前日安値を割り込んだ事をバックにして、再度ショートを持ち直しましたが、前日からの取引が安定しておらず、ポジポジ秒のような取引となっていた為、20ドル程の利益で昨日の取引は終了としました。
FOMC結果
昨日のFOMCはFF政策金利の据え置きは予想通りでしたが、想定されていた長期債の買い入れの拡大及び長期化は決定されておらず、FOMCとしては当面の米長期債の利率上昇容認という姿勢を取っており、ドル買いが進む結果となりました。
現状、アメリカ国内のインフレ率は想定の2%を下回っており、FOMCとしてはデフレを警戒している状況であり、インフレ率2%以上で推移しても、年率でのインフレ率2%を達成するまでは介入する意思が無いとのガイダンスとなりました。
この結果を受け、ドルは104円近くまで上昇しましたが、上値は重く反落しての引けとなっています。
FOMCのフォワードガイダンスを素直に受け取ると、今後米長期金利は上昇傾向となる可能性が高く、緑のネックラインを更新する形となればロングかと考えています。
懸念としてはイギリスとEU間の協定に関して進展はしているが、漁業協定など重要な協定に関しては進展していないとの発言が気になりますね。
イギリスとEUの協定が決裂すれば相場への影響は大きいので、こちらも気にしておいた方が良さそうですね。