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米CPI大幅上昇、金利上昇期待によるドル高か?

週足

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日足

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高値109.702、安値108.531、始値108.578、終値109.606で大陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は21:30に発表される米CPIを睨んで、東京時間から欧州時間にかけて、前日の動きを引き継いだのか、ドルの上値は重く108円後半での値動きが続きました。

しかし、21:30に発表された米CPIが予想を大幅に上回る好結果となり、ドルは約15分で108.7〜109.2までの50pips程度の大幅な上昇を見せましたが、ニューヨーク時間を前に108.9付近までの下落となりました。

ニューヨーク時間に入ると、米インフレ懸念により、FRBが金融緩和の引き締めに動くのではないかとの思惑が広がり、長期金利が上昇し、全ての通貨でドル買いが進みました。

FRBパウエル議長が、インフレが促進しても金利を上げないと明言している為、ドルの上昇は抑えられる形となりましたが、FRBが金融緩和の縮小に動くとなるとドルは更に上昇する可能性が高まりますね。

インフレ懸念によるドル買いの理由

前週末の雇用統計では雇用統計の悪化により、FRBの金融緩和が続くとの見通しでドル売りとなりました。

昨日の米CPIの上昇では米経済の回復によるインフレ懸念が急騰し、FRBが金融緩和の縮小の時期を早めるのではないかとの見方が広がったことで、米長期金利の上昇、ドル買いという動きとなったようですね。

現在、FRBはある程度のインフレは容認するとの見解ですが、金利上昇に踏み切れば相場が完全に変わるので、ここからの要人発言には注意を払いたいですね。

昨日の取引結果及び今後の売買方針

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昨日は米CPIの好結果により、想定していたネックラインである109.047を更新したことを確認し、落ちてきたタイミングで上手く、ロングを入れる事が出来ました。

元々、109.6までは上昇と予想しており、109.6にテイクプロフィットを置いており、上手く利確する事が出来ました。

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昨日が高値圏での引けとなった為、まだ上昇する可能性が高いと考えていますが、上昇時に抵抗帯となるラインが多い為、赤ライン109.956を更新したタイミングを確認し、戻りを待ってロングを入れる予定で考えています。

ここを更新すれば110.9付近までの上昇が見込めるので、売買タイミングを待ちたいですね。