米長期金利の低下でドル円は小幅に反落、方向感を見極める動きか?
週足
日足
高値109.779、安値109.398、始値109.597、終値109.421で陰線での引けとなりました。
昨日のドル円は前日の上昇の勢いもあってか、東京時間では小幅な上昇となりましたが、欧州時間に入ると上値も重く反落する形となりました。
米指標発表でPPI(卸売物価指数)が好結果となりましたが、相場への影響は限定的となり、ドル円も小幅な動きに終始する形となりました。
その後、執り行われた米長期債の募集が良好な結果となり、米長期金利の低下、小幅なドル安の流れとなっています。
昨日のPPIに引き続き、アメリカではコロナ禍からの回復によるインフレ懸念があり、2022年まで据え置きすると明言されている政策金利が上がる可能性が出ています。
経済指標の結果を見て、FRB関係者は現在のインフレ傾向が継続的なものなのか、見極める為、数ヶ月を要するとの発言もあり、ドルの方向感が見えない状況となっています。
アメリカの政策金利が上がれば、110円は軽々と突破し、コロナ禍前の水準である112円ぐらいまでの上昇もあり得ますが、政策金利が据え置きされ続ければインフレによるドル価値の下落という事も考えられますね。
今後のFRBの動向にも注意を払いたいところです。
ビットコインについて
テスラで決済通貨として使用可能との事で、一段上昇したビットコインですが、テスラのイーロンマスク氏に梯子を外される形での下落が続いていますね。
実はビットコインのマイニングに使用される電気量は小国の消費電力にも匹敵するとの見方が広がっており、そこを問題視してのイーロンマスク氏の発言となったようです。
ビットコインに関しては、長期的には上昇と考えていますが、直近では大きく下げる可能性が高くなりましたね。
私も100万円を割り込む事が有れば10万円分ぐらいは買いたいと思っています。
昨日の売買結果及び売買方針
昨日は2回ほど売買タイミングがあり、トレードしています。
時間足ベースで青のネックラインを更新したタイミングでダブルトップの完成と見てショート、下値が硬く反発したのを確認して損失確定をしました。
その後、ニューヨーク時間で再度青のネックラインを割り込んだんので再度ショートを入れています。
このまま下がるかは分かりませんが、下値目処は108.4付近と考えています。
反転した場合、109.956を更新すればロングかと考えています。