FRBの政策を睨み、ドルは方向感のない相場が続く。
週足
日足
高値108.988、安値108.688、始値108.879、終値108.695で陰線での引けとなりました。
昨日のドル円は東京時間では仲値に向けてドルは上昇し、109円を更新するかに見えましたが、109円を前に上値は重く反落する形となりました。
欧州時間に入り、再度上昇しましたが、東京時間につけた高値を更新する事なくニューヨーク時間を迎え、ニューヨーク時間では終始下値を試す動きとなりました。
コロナ禍による金融緩和が続いており、アメリカではインフレ懸念が発生しており、FRBによるテーパリング議論が進むとの見通しでドル高傾向が進んでいましたが、FRBの見解ではインフレは一時的なもので、9月の経済指標を確認するまでは金融緩和を続けるとの意向を確認し、ドル安傾向で推移しているようですね。
インフレを数ヶ月放置する可能性も出てきた為、現状ではドル安傾向に向かう可能性も高くなりますね。
しかし、トレードでドル安傾向と決め打ちをすると、FRBの政策が急反転した場合に対応出来ないので相場の動く方向へついていくイメージでのトレードをしたいですね。
昨日の売買結果及び今後の売買方針
金曜日の時点でダブルボトムを確認し、ロングをいれていましたが、109円での上値が重く、東京時間での上昇後、青ラインを割り込み、下落する動きを見せたので損失確定しています。
その後の、ドルの方向感のない動きを見る限り、良い判断だったと考えています。
今後のトレードタイミングとしては、5・10日と言うこともあり、朝一でのロングもありかとは思います。
紫ライン109.021を更新すればロングで上値目処は109.3、更に109.328を更新すれば追加でのロング上値目処は109.7付近と考えています。
青ラインを更新すればショートで下値目処は107.6付近かと考えています。