米CPI上昇も、ドルの上値は重い。
週足
日足
高値109.789、安値109.295、始値109.585、終値109.295で陰線での引けとなりました。
昨日のドル円は夜間に行われる米CPIの発表を睨み東京時間から欧州時間にかけては小幅な値動きに終始しました。
21:30に米CPIが発表され、予想を超える数値となりドル買いが進みましたが、日通し高値109.789をつけるとドルの上値は重く、ECB総会の声明発表と共にドルは反落する形となりました。
最近のFRB高官の声明で、インフレは一時的で現在の水準ではテーパリング議論をするに値しないとの事でしたが、市場でもこの程度のインフレ指標ではFRBは動かないとの見方が広まり、ドル売りを誘ったようですね。
昨日の売買結果及び今後の売買方針
米CPIの結果を見て、慌ててロングを入れ上昇を待ちましたが、通常の上がり方では無く、上昇する後から売りが入るような状況でしたね。
日通し高値を付けた後に5分ほど目を離したタイミングで10pips下落していた為、反落の可能性が高いと考えてポジションを閉じました。
トータルはマイナス500円となりましたが、方向感を間違える取引で、上手く逃げられたかと考えています。
現在の水準では基本的に上値は重いものと考えていますが、直近安値109.174を割り込む事が有ればショートを入れる予定で考えています。
また、ロングに関しては
昨日の高値109.789を更新するようであれば、上昇可能性が高いと考えて、ロングを入れる予定です。
方向感が読めない相場ですが、節目を突破したタイミングでの取引を心がけたいですね。