米、利上げ時期が早まるか?FOMCでドルは大幅上昇。
週足
日足
高値110.713、安値109.796、始値110.021、終値110.660で陽線での引けとなりました。
昨日のドル円は夜間にあるFRBパウエル議長の記者会見待ちの状況で110円を前に上値が重く、小幅な値動きが続きました。
欧州時間で、米長期金利の急落によりドルは日通し安値である109.796を付けましたが、ニューヨーク時間を前に反発し、109.9付近でFOMCの結果待ちをする動きとなりました。
FOMCの結果に関しては、インフレ率が予想以上に上昇しており、2023年の利上げは2回となるかとの予想もあり、当初予想の1回を上回った為、米長期金利の上昇、ドル高に動いたようですね。
テーパリングに関しても、利上げ時期の前倒し予想から、進展があるのではないかとの観測が広がったようですね。
昨日の売買結果及び今後の売買方針
昨日は青のネックラインを更新した事を確認し、ショートを入れていましたが、夜間にFOMCの発表がある事は分かっており、方向感が読めない相場でのショート持ち越しは危険な為、建値に決済を置いていましたが、FOMC後の急上昇を見る限り妥当な判断だったようです。
アメリカでの利上げ期待が高まっており、米長期金利も上となると、ドル高方向に進む可能性は高いかと考えています。
朝、起きたタイミングでロングを入れています。
110円を割り込むようであれば、損失確定予定ですが、112円程度までの上昇もあるかと考えており、当面はロング維持予定です。
緑のネックライン110.962を更新する事が出来れば、日足・週足ベースでのネックラインの更新となる為、追加のロングを入れる予定で考えています。
FRBの方針が変わらない限り、ドル高傾向は続きそうですね。