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ADP雇用統計により、ドルの上値は重い。

週足

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日足

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高値110.412、安値109.872、始値109.977、終値109.917で陰線での引けとなりました。

8月の雇用統計にて労働者増が50万人を突破すれば、テーパリングに入ると言われており、夜間に発表されるADP雇用統計の結果への期待感から東京時間から欧州時間にかけてドルは上昇しました。

しかし、67万人増を期待されていたADP雇用統計は30万人増程度に終わり、テーパリングの後退が市場で囁かれ、ドルは反落する形となりました。

ADP雇用統計は3日に発表される雇用統計に比べて、信頼感が低いと言われており、それだけでドルが大きく下がることはないとされていますが、ドルの上値が重い動きが続きそうですね。

今日、明日の相場は3日に発表される米雇用統計の結果、労働者の増加数がFRBの想定値を上回れば、テーパリング開始もしくは、強く示唆されることでドル買いが進むと考えてています。

8月の取引について

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夏枯れ相場を前に8月は取引を休んでいました。

毎年、8月は相場参加者が少なく、相場の感覚が狂ってしまう為、敢えて取引を休止していましたが、本日より再開します。

今後の売買について

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110.807を更新すればロングかと考えていますが、ショートのタイミングは現在掴めていない状況です。

3日の米雇用統計が期待外れとなれば、ショートを入れようかと考えています。