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欧州で天然ガス17%高。リスクオフムードが広がる。

週足

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日足

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高値136.342、安値135.376、始値135.523、終値135.848で陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は、米中関係改善の話もあり、東京時間ではドル買いが進み、小幅なドル高傾向となりましたが、欧米時間になると、米長期金利の下げを嫌い円の買い戻しが入ったようですね。

米休場明けは、相場参加者が少ないためか、円高円安関わらず、東京時間で動いた分が買い戻される動きが多いように感じますね。

ドル円相場としては、売買タイミングはまだ先になりそうですね。

ユーロ日足

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一方、ユーロドルでは始値1.04196から終値1.02659と大幅な下落が見られました。

ユーロドルとしては20年3月以来の大幅な値動きで20年ぶりの安値となったようです。

ロシアのウクライナ侵攻の影響で、欧州では天然ガスの価格が17%上昇し、ロシアからの天然ガスの供給が絶たれた場合、ドイツ経済がどうなるか分からないとの憶測もあり、リスクオフとなりました。

ユーロ圏では今月の利上げは確定的と見られていますが、9月の利上げは見送られるとの憶測も流れているようですね。

グローバル化で、他国は工場を建てる、エネルギーを頼る状況が起こっていますが、共産圏の国にエネルギーを頼る怖さが今回のウクライナ侵攻によって浮き彫りになりましたね。

化石燃料を使わなければ、原発が今の倍必要との話もありますが、他国に頼り切らないエネルギー供給網が各国での整備が必要となりますね。

カーボンニュートラルの問題にも、波及しそうですね。