ドル円約2円反落後の約2円反発、長期金利に振り回される動きが続く。
週足
日足
高値134.669、安値132.496、始値134.242、終値133.209で陰線での引けとなりました。
金曜日のドル円相場は前日から続く大幅なドル売りから始まり、東京時間から欧州時間にかけて132円半ばまで1.8円ものドル安から始まりました。
欧州時間に入ると、月末におけるドルの買い戻しが入り、ドル高傾向での推移となりました。
21:30ころ、米経済指標の結果、アメリカのインフレ傾向が強いこと、雇用が強いことにより、9月以降も利上げが続くとの見通しで米長期金利の上昇によるドル高で底値からの反発で2円以上の上昇を見せました。
しかし、ニューヨーク時間に入ると、根強いアメリカ経済のリセッション懸念による米長期金利の低下によるドル売りで1円程度下落しての引けとなっています。
ユーロドルについては大きな動きはなく、ドル円でのポジション調整に終始した相場のようでした。
今週末に雇用統計が出る予定で、この結果次第で、9月以降の大幅な利上げが見込まれる為、金曜日の雇用統計発表後に相場が動きそうですね。
売買状況
水木の2日間で5円という大幅なドルの下落、月末ということもあり、反発後の下落と考えており、東京時間での大幅下落からの反発後にショートを入れていました。
ニューヨーク時間前に想定外にドルが上昇し、焦りましたが、想定通りドルが下落し、含み益が出ている状況です。
ユーロ円に関しては、ドル円の下落につれての反落を想定していましたが、ユーロドルの上昇の可能性もあり、今朝、ポジションを閉じました。
131.5付近で重要なネックラインがあるので、131.8付近では利確をしたいと考えています。
ドル円のチャート的に直ぐに反発する形ではない為、このまま様子を見たいと考えています。