菅官房長官、総裁選出馬。アベノミクス継続によるドル高か。 9月2日ドル円動向
週足
日足
高値106.294、安値105.842、始値105.927、終値106.170で陽線での引けとなりました。
昨日のドル円は東京市場では106円付近での小動きが続きました。
しかし、菅官房長官が自民党総裁選への立候補を明確にし、安倍総理の政策を引き継いで行くことを発表すると、安心からか欧州時間ではユーロ買い・ドル買いが進みドルは106.3円を目指す動きとなりました。
ニューヨーク時間に入ると、ADP雇用統計が市場予想より大幅に悪化しており、一瞬ドルが売られる動きとなりましたが、続かず高値圏での推移が続きました。
元々、106.3〜106.4付近では一目均衡表の雲が観測されており、上値が重いとの声もありましたが、その通りになったようですね。
大胆な新型コロナウィルスの感染拡大による金融緩和、悪化を続ける米中関係、BLM運動など、ドル売りの材料は多くある為か、ここのところテクニカル面でもドル売り方向のテクニカルがよく動くイメージです。
ある程度、ファンダメンタルズをを抑えながら、テクニカルで取引する方向がいいのかもしれないですね。
昨日の売買結果及び今日の売買方針
昨日の相場はドルの上値も重く、東京市場で小幅にドルが反発をしていたこともあり、欧州時間で反落と構えていましたが、想定に反して黄色のネックラインを更新してきた為、ロングを入れました。
しかし、106.2付近では相変わらず、ドルの上値は重く、ADP雇用統計が予想を大幅に下回ったタイミングでロングの建値まで下落した為、ほぼ建値での決済となりました。
その後、直ぐにドルは反発しましたが、やはり上値も重く、追撃のロングも入れ難い状況が続きました。
1分足でダブルトップが出ていたので、ネックラインが抜けるのを確認し、ショートを入れましたが、やはり1分足だけに8pips程の下落で反発し、あまり利益は伸ばすことは出来ずポジションを閉じました。
やはり、レンジ相場では利益を伸ばすことが難いですね。
朝、起きると時間足ベースでダブルトップの形が完成していたので、ショートを入れています。