大統領戦選挙後の第二合意まで対中関税維持か? 1月14日ドル円動向
週足
日足
高値110.204、安値109.844、始値109.932、終値109.940で小幅な陽線での引けとなりました。
昨日のドル円はアメリカが中国を為替操作国から外すことで米中関係の改善期待が高まり、東京時間ではリスクオンの方向へ進み、9:00にはアッサリと110円を更新しています。
前日までの情報では110円には本邦輸出企業のショートと16日のカットオプションのオプションバリアが観測されていたはずですが、110円での抵抗は殆どないないままドルは上昇する形を取っています。
しかし110.2付近では上値も重く、米株先物の軟調な推移に嫌気してか、反落し欧州勢が参加するタイミングではショートが重なり110.88まで下落する動きとなりました。
それでも米中関係の改善への期待感が高い為、ドルは下値が硬く110円付近での値動きが続きました。
ニューヨーク時間に入り、米CPIの結果が悪く、再度下値を試す動きがありましたが、下値の硬さから反発となりました。
大統領選挙後まで対中関税維持の予定とトランプ大統領の発言があると再度下値を試す動きとなっていますが、米中関係の改善期待は高く、陽線での引けとなりました。
高値圏での推移となっている為、リスクオンは継続と考えていますが、チャートは日足ベースでショートの形も見えるので、積極的にロングは入れにくいですね。
為替操作国に関して
為替操作国とは、為替に介入し、自国の通貨安誘導を行ったと米商務省に認定される事で、米国への輸出の関税など不利益を被ることとなります。
米中貿易紛争の中で、中国の譲歩を引き出す為、昨年8月、25年振りに中国を為替操作国に認定することとなりました。
これが米中貿易紛争を悪化させる要因となったようですが、今回、第一合意をした事で、米国も中国の為替操作国を解除する形を取ったことで米中関係も改善に繋がると市場が期待感を持つ形となっています。
今日の売買方針
昨日は東京時間で、アッサリと110円を更新しながらも再度、始値付近まで押し戻される形での引けとなっており、今日も上値の重さが意識されるかと考えています。
東京時間では手を出さず、欧州時間の値動きを見てから売買を考える予定です。
昨日の売買結果
100,000→91,817でマイナス8,183円となりました。
110円にオプションバリアが観測されており、米中第一合意の調印が明日ということもあって、ドルは110円を前に反落し、110円越えは15日と想定していましたが、予想外にアッサリとドルが110円を更新した為、損切りしました。
今日の体重
今月目標 61.8
ダイエットが出来ていないですが、食べ過ぎてもいないので、まだマシかと考えています。