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NYダウ29,000ドル突破。ドルも堅調推移か。 1月15日ドル円動向

週足

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日足

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高値110.002、安値109.782、始値109.959、終値109.877で小幅な陰線での引けとなりました。

昨日のドル円は、東京市場では米中第一合意の調印式を夜に控え、リスクオン相場と思われていましたが、大統領選挙後の第二合意まで関税の撤廃はしないというトランプ大統領の考えが示されたことで、今回調印予定の第一合意では昨年9月に追加された関税のみ撤廃ということが明らかになり米中関係の改善への期待感が後退したことで、利益確定売りが重なったことで上値の重い動きが続きました。

欧州時間では下値を試す動きとなりましたが、今晩、米中第一合意の調印式がある為か、下値が硬く小幅な値動きが続きました。

ニューヨーク時間に入っても、上昇力は弱く小幅ながら反落する形となりましたが、大統領選挙の年でもあり、米国政府が追加財政刺激策の一環として給与税の引き下げなどを検討していることが伝わると米経済の成長加速期待により、ドル高傾向での推移となりました。 

日本時間3時頃、米中第一合意の調印が予定通り行われましたが、合意内容にサプライズはなかった為、ドル円の反応は薄く、小反落しての引けとなりました。

中合意に関して

第一合意では、中国は農産物を含む米国からの輸入を拡大させ、アメリカは昨年9月に新たに発効された関税を撤廃する内容で、相場には既に折り込み済みの内容でサプライズはなく、市場の反応は薄かったようです。

次回の第二合意が締結されれば、米中貿易紛争は終結し、関税も撤廃するとの示唆もある為、米中関係も沈静化するものと考えています。

米中第一合意調印により、ダウは史上最高値を更新し、29,000ドルを突破しています。

その中で米CPI(消費者物価指数)が振るわず次回のFOMCでの金融引締めの話題は出ていない為、今後の米経済は堅調に推移するものと考えています。

ここから米中第二合意の交渉が始まりますが、大統領選挙の年でもある為、株価を押し下げるような交渉は控えめになる可能性が高く、ドルも切り上げていくのではないかと考えています。

台湾総統選挙に関して追記

1月15日、先日の記事でも触れた台湾総統選挙で現職の蔡英文総統が歴史的勝利をしたことに対して、中国政府報道官より「台湾地区の選挙の結果だけでは台湾が中国の一部であるという事実は変えようがない、我々は台湾の独立を絶対に許さない。平和的な手法を持って台湾を統一し、一国二制度を実施する」と台湾を統一する方針に変わりがないと発表がありました。

日米英が、民主主義の勝利として台湾へお祝いのメッセージを送ったことに対して、中国は不快感を示していましたが、政治的イデオロギーという面では米中関係の改善は難しそうですね。

fxyosou.hateblo.jp

 EAに関して

バックテストのデータがおかしかった為、バックテスト用の正しい為替データをダウンロードし、再度バックテストを行いました。

利益が見込めると考えていたEAですが、正しいデータでバックテストをするとプラスではありますが、あまり利益が出ない数値となりました。

残念な結果ではありますが、本格稼働する前に気づいてよかったです。

今日の売買方針

基本的にロングと考えていますが、小幅ながら日足で陰線が連続している為、下げるのを待ってロングを入れる予定です。

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昨日の売買結果

ノートレです。

今日の体重

今月目標 61.8

目標は遠くなりにけり、というイメージですね。