ユーロドル、パリティ割れ。ドルの強さ際立つ相場。
週足
日足
高値139.379、安値137.254、始値137.254、終値138.937と陽線での引けとなりました。
昨日のドル円相場は前日の米CPIの結果により、市場でFRBが7月末に1.00%の利上げをするとの観測が広がったことで、ドル買いが進み一気に139円までドル買いが進みました。
しかし、タカ派で知られるウォラー理事とブラード総裁が0.75%の利上げを支持するとの発言をしたことで、ドルの上値は重く、反落しての引けとなったようですね。
ユーロドルに関しては、東京時間から欧州時間にかけてユーロの上値は重く、パリティ付近での反発が続きましたが、予想通りパリティ割れを起こし、0.99514まで下押しされる場面もありました。
しかし、パリティ割れからの反発も強く引けにかけてはユーロドル1.00122とパリティを戻す形となりました。
ユーロドルについては、重要視されていたパリティラインが崩壊したことで、ユーロドルのロングの支持ラインとして弱くなったと考えられるので、ロングが入れにくい状況となったかと考えています。
売買状況
前日に底値付近で掴んでいたユーロドルのロングでしたが、ユーロの上昇の弱さを見て、パリティ割れの可能性が高いと考えて、ユーロドルのロングを利確しました。
まだ、ユーロ円での下方向の動きは継続しており、ユーロの上値の重さからユーロ円の反落を考えてショートを入れていましたが、ドル円の予想外の上昇の為、含み損となっている状況です。
最悪、損失確定はするつもりですが、ドル円では間違いなく高値圏でのショートである為、もう少し様子を見たいと考えています。