ドル円は145円を睨み膠着相場か?
日銀砲の威力は?
24年ぶりに行われた日銀による円買い介入により、145円から140円までの大幅な円高になりました。
しかし、日米金利差によるドル買いは収まらず、ジワジワとドル円145円が迫ってきましたね。
前回の日銀の介入が145円後半だった為か、145円付近での売りが厚く、ドルが145円を突破するのは難しい状況が続いています。
ドル円のドルポジションからユーロドルのドルポジションを持つ方が安全との認識があるのでしょうか、ユーロドルの下落が激しいですね。
欧州では、インフレ対策の利上げにより、経済悪化の懸念が広まっていることもドル買いの追い風となっています。
アメリカ以外の国にとって現在の急激な利上げは経済へのとどめとなりかねないので、先々では利上げをしなかった日銀の判断は正しかったと言われる可能性もあり、経済の難しさを感じますね。
売買状況
現在、数十年振りのドル高水準であり、前回の日銀の為替介入時のアメリカ側の対応を見る限り、これ以上のドル高はアメリカからしても容認できない水準に来ているのではないかと想定しています。
このまま、様子をみる予定です。
ユーロドルについては、未だ、底をついた印象は無いので、上昇のタイミングを見つけてトレードしたいですね。