EUも0.75%の利上げ、日銀は動くか?
週足
日足
高値144.547、安値143.315、始値143.745、終値144.101で陽線での引けとなりました。
財務省・日銀・金融庁の3者会談が行われ、為替市場において必要な対応を取る準備があるとの発言で円の買い戻しがあり、143円前半まで円が買われました。
しかし、昨晩のパウエルFRB議長によるインフレ抑制対策としての利上げ継続の明言により、ドルの買い戻しとなり、ドルは144円を回復しての引けとなりました。
ユーロについても、昨日のECB理事会にて0.75%の大幅利上げが行われ、ユーロの買い戻しとなり、対ドルでパリティを回復しての引けとなりました。
アメリカ・EUでの大幅利上げにより、特にEUでのリセッション懸念が高まりましたが、唯一緩和政策を続ける日銀との差が明確となりました。
1998年につけた147.7が直近の高値となっており、ここを更新すると1ドル150円が現実的なものとなります。
流石に日銀も重い腰を上げて、マイナス金利政策をやめる可能性が出てきましたね。
売買状況
1ドル145円付近で入れたショート継続中です。
1ドル147.7を更新すれば、手仕舞いしますが、当面はこのまま放置予定です。