米CPI、市場予想を上回り、ドルは大幅上昇。
週足
日足
高値147.664、安値146.400、始値146.885、終値147.139で陽線での引けとなりました。
146円台ではドルの上昇は難しいかに見えましたが、昨日発表された米CPIが予想以上の数値となるとドルは急騰し、1998年の高値147.71に迫りました。
しかし、日本政府の為替介入の可能性が高く、ドルは一時的に反落する形となりました。
その後、押し目買いからか、ドルはジワジワと上昇し146.5円まで戻しましたが、CPIの上昇に対する過剰反応との見方が浮上し、147円前半での引けとなりました。
本日の東京市場でドルが不穏な動きを見せると、日本政府による円買い介入が入る可能性が高く、注意が必要ですね。
為替市場では年内には、FRBによる金融引き締めも緩和の方向へ進むかと考えられていましたが、アメリカの物価上昇の終わりが見えず、次回のFOMCでは1 %の利上げも示唆されています。
現状ではドル高傾向は続きそうですが、この傾向が続くと日本のマイナス金利をゼロ金利に戻すという議論が出てくるかもしれないですね。
売買状況
1万円では、厳しかった為、再度、10万円で取引を再開しています。
147.71円の節目付近までドルが上昇していることを受けて、ショートを入れました。