ドル円を分析、予想するブログ

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ドル円に特化した情報を配信しています。

マスクの高額販売で、4,700万円の罰金 2月3日ドル円動向

週足

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日足

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高値108.791、安値108.303、始値108.447、終値108.648で小幅な陽線での引けとなりました。

前週末のダウが600ドル安となり、ドルも108円前半まで下落しましたが、東京時間では日経平均の下値が硬く、徐々にドル高傾向での推移となりました。

欧州時間に入り、クロス円の下落に引っ張られる形でドルも下値を試す動きとなりましたが、欧州株高、ダウ先物高により、ニューヨーク時間が近づくにつれて上昇する形となりました。

ニューヨーク時間に入ると、ダウの反発に引っ張られるようにドルも上昇しましたが、108円後半では上値も重く反落しての引けとなりました。

強い米経済と新型コロナウィルスによる中国経済の下押しがどの程度、世界経済に影響するかが見えにくい状況ですね。

今日の売買方針

動きが読めない為、東京時間の動きを見て、欧州時間から売買しようかと考えています。

上がればショート、下がればロングのタイミングを計ります。

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昨日の売買結果

116,327→117,767でプラス1,440円です。

リスクオフかと考えていましたが、ドルの下値が強いですね。

小幅な値動きが続く中で、上がった所でショートが上手く決まりました。

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新型コロナウィルスについて

中国での感染者17,000人、死者は360人を越えてSARSの死者349人を既に上回ったようです。

WHOは中国の対策は素晴らしく、中国から退去することは進めないとしていますが、感染者の殆どが中国人であり、毎日数千人単位で感染者が増加していることを考えると中国が安全ということは考えにくいですね。

北京市では市内の薬局に対して、不当にマスクを高値で販売したとして、4,700万円の罰金に処したようです。

中国らしい強権発動ですが、アマゾンのマスクの転売屋を取り締まることが出来ないのでしょうか。

新型コロナウィルスに、エイズの薬が効くという話がありますが、新型コロナウィルスは免疫を破壊しているんですかね。

昨日の上海市場の下落に関しては、市場は織り込み済みで、株価の反応は見られませんでしたが、今日、どう動くかは不透明ですね。

節分の豆まき

昨日は家族3人で節分の豆まきをしました。

去年は鬼のお面を怖がって豆を投げることが出来なかった娘も、3歳になった今年は「鬼は外、福は内」と豆を投げていました。

本当に子供の成長は早いですね。

EAに関して

EAも毎日、開発を続けていますが、これといった物が出来ないですね。

オシレーターを利用する物は長期的に勝ち続けることが難しく、相場の状況によって上下動が激しいですね。

1年で資産を3倍にするようなEAも作れますが、安定感とは程遠く、相場によっては大きく損失を広げます。

毎年10%程度安定的に上昇するEAを作るのが難しいですね。

アメリカ「非常事態宣言」中国滞在外国人を入国禁止に 2月2日ドル円動向

週足

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日足

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高値109.125、安値108.303、始値108.932、終値108.350で陰線での引けとなりました。

金曜日のドル円は前日のダウの高値圏で引けたことにより、新型コロナウィルスの米経済への影響が軽微と判断された為か、東京時間では109円を回復し、ドル高傾向で推移しました。

国務省が中国への渡航の中止を勧告すると、ダウ先物の下落とともにドルの上値が重くなりました。

欧州時間では小幅な下落が続き、108.8付近でニューヨーク時間を迎える形となっています。

ニューヨーク時間ではシカゴPMIの下落及び新型コロナウィルスによる肺炎の脅威の拡大によるリスクオフが進み、ドル安での引けとなりました。

新型コロナウィルスに関して、土日にどう動くか分からない為、ドルの下落に対してのショートカバーが入りにくい状況もドル安を誘発したものと考えています。

今週の売買方針

基本的にリスクオフに進みそうですが、素直にドルを売る方が良いのかもしれないですね。

今週の始値は窓を開けることなく寄り付いており、相場の方向性は確定的と言えない状況です。

ドル高傾向は続くという想定が外れたようなので、状況がハッキリとするまでは様子見を続けます。

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金曜日の売買結果

116,087→116,327でプラス240円です。

アメリカの中国渡航中止勧告のヘッドラインを見てショートを入れましたが、今回のリスクオフはドルが強いのではという考えに捉われており、ショートを続けることが出来ず、チキン利確をしました。

プラスで終えているのでOKとします。

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新型コロナウィルスについて

金曜日、米政府は中国への渡航中止を勧告しました。

前日までは新型コロナウィルスの米経済への影響は軽微という内容でしたが、この勧告によりリスクオフが進んだようですね。

金曜日のニューヨーク市場では、新型コロナウィルスによる影響が読めず、週末を前にダウは600ドル安、ドルも下値を試す動きとなっています。

米政府がWHOに追随する形で「非常事態宣言」をし、過去14日以内に中国へ滞在した事がある外国人の入国を拒否することと、米国民も中国からの帰国後、強制的に2週間隔離することが決まった事で、世界経済の減速懸念が広がりリスクオフを助長している形となったようです。

今回、中国に配慮した対応が続くWHOは中国から1兆円規模の資金提供を受けていると言われており、国際機関としての責務を果たせているとは言えない状況ですね。

既に、中国では新型コロナウィルスによる肺炎患者が14,000人を超え、300人が死亡をしています。

日本でも患者が20人を越えており、世界中に新型コロナウィルスが広まる気配を見せており、明らかに中国政府の初期対応がまずかったはずですが、WHOは中国政府の対応を絶賛しています。

WHOがもっと早く、緊急事態宣言をしていれば、ここまで世界に新型コロナウィルスの脅威が広がらなかった可能性もありますね。

アメリカのトランプ大統領もそうですが、自ら大金を持つ富裕層が国際機関のトップになることも、中国マネーに国際機関が支配されないために必要なのかもしれないですね。

日本の対応が遅いと考えていましたが、日本の感染症対策はWHOに準拠している為、WHOが中国に配慮した発言をしている限り、積極的な対応が出来なかったということが真相のようです。

しかし、中国側に配慮した対応をしていたが為に、武漢からの邦人脱出に関してもアメリカと共に最も早くチャーター便の都合がついたということを考えると、中国への甘い対応は海外在住邦人を守る為の苦肉の策だった可能性もありますね。

事実、武漢からの邦人救出が終わると、2週間以内に中国湖北省に滞在歴のある外国人の入国を拒否という発表をしており、日本政府の対応も風向きが変わったようです。

こうした時、日本では海で国境が区切られている強みがありますね。

外国人が入ってくるルートは船か、飛行機に限られており、国内での感染を抑えることが出来れば日本国内での新型コロナウィルスの影響を抑えることができます。

新型コロナウィルスの感染患者と濃厚接触した可能性があると申し出たバスガイドを保健所が追い返したり、武漢から個人で帰ってきた人が熱が出たと市役所に申し出ても国の指針がないため、対応出来ないとしたり、日本のお役所仕事は役に立たないです。

しかし、人に迷惑をかけたくないという日本人の意識が感染症対策に効果がありそうです。

自己防衛のマスク・ウガイ・手洗いが重要ですね。

IOCとWHOが接触!!東京オリンピック中止? 1月30日ドル円動向

週足

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日足

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高値109.057、安値108.575、始値108.994、終値108.924で小幅な陰線での引けとなりました。

昨日のドル円は東京時間ではアメリカでも新型コロナウィルスによる肺炎患者の増加懸念が広がり、前日反発した日経平均も大幅な下落を見せる形となりました。ドルも連れての下落となりましたが、108.8付近ではドルの下値も硬く、反発する形となりました。

しかし、欧州時間に入っても上値の重さは変わらず、一時日通し安値を更新する形となりましたが、下値が硬く反発してニューヨーク時間を迎えています。

ニューヨーク時間では、WHOの会合が開かれると事もあり、ロングを持ちにくい環境だった為か、相場の下値押しが続きました。

しかし、4:30頃、WHOの緊急事態宣言が行われると想定内の内容だった為か、ショートカバーによるドルの買い戻しが入り、始値付近まで戻しての引けとなりました。

今日の売買方針

相場の方向性が掴みにくいので、下がれば買うというイメージでの取引を継続する予定です。

中国経済が減速する中で円が積極的に買われるイメージがしにくいですね。

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昨日の売買結果

113,427→116,087でプラス2,660円です。

ドル高傾向でドルの下値は硬いと考えており、底値付近でロングを入れ、プラス収支が続いているのでいい取引が出来ていると考えています。

下値メドがつけにくいので、強気のロングは入れにくいですね。

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新型コロナウィルス関連

IOCとWHOが新型コロナウィルスによる肺炎対策で協議したということで東京オリンピック中止というワードが日本のTwitterトレンド入りしているようですね。

東京2020組織委員会の見解では、東京オリンピックを中止するという広報した事実はなく、IOCとWHOが協議したという情報から「東京オリンピック中止」という言葉が一人歩きしたということが真相のようです。

しかし、昨日ブログを書いた時とは打って変わってテレビでも今更のように新型コロナウィルスの報道一色になりましたね。日本でも武漢市からの帰国者が26人入院するなど、本格的に感染病が広がっているようです。

アメリカでも潜在的な感染者が100名を超えていると言われており、新型コロナウィルスによる感染症の拡大懸念により、日経平均も400円以上の下げ幅となり23,000円を割り込む形での引けとなっています。

ドルも上値が重く、思ったように上昇を見せていません。

新型コロナウィルスによる肺炎は4月〜5月頃がピークと言われており、世界的な広まりを見せている現状を考えると、ワクチンが完成し、沈静化しない限り、東京オリンピックが延期となる可能性もあるのではないかと考えています。

WHOがやっと「緊急事態」を宣言しましたが、これも中国に忖度しているのか、影響は軽微なので貿易制限、渡航制限はしない、医療レベルの低い小国に配慮した形の宣言という内容でしたね。

1週間遅いですね。

私が住んでいる京都でもとうとう、感染者が発見されました。

WHOの「緊急事態」宣言が1週間早ければ、各国の水際での対応もしやすくここまで新型コロナウィルスの感染者がここまで広がらなかった可能性もあり、WHOの責任は重いと思います。

しかし、アメリカでは新型コロナウィルスにより、中国経済が減速しても米経済への影響は軽微と捉えており、対中関税も維持する強気の対応をするようですね。

ダウも100ドル高で引けており、米経済の堅調さは維持していく公算がたかいようです。

自分と家族を守る為に、ウガイ・手洗いの徹底で、自己防衛するしかないですね。

親のエゴかもしれないですが、子供にはうつって欲しくないです。

新型コロナウィルスのワクチン開発は? 1月29日ドル円動向

週足

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日足

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高値109.258、安値108.968、始値109.082、終値109.001で小幅な陰線での引けとなりました。

昨日のドル円は想定した通りドル高傾向での推移となりました。

日経平均も予想外に上昇し、一時前日終値まで戻しがありましたが、アメリカが中国人の渡航制限令を発しないことが分かると相場の悲観論が行き過ぎていたと株価も反発し、ドルも109.25まで反発する形となりました。

欧州時間に入ると米長期金利の下落からか、109.0まで戻しましたが、下値が硬く109.15付近まで反発し、ニューヨーク時間を迎えています。

ニューヨーク時間ではダウ高と共に本日高値付近まで上昇しましたが、やはり上値が重く反落しての引けとなっています。

昨日のFOMCの結果では新型コロナウィルスの影響を注視する形で、当面利上げも利下げもないというハト派的な考え方となったようです。

新型コロナウィルス関連情報

国立衛生研究所は、関係企業と協力してワクチン開発に着手したと発表しています。

オーストラリアのピーター・ドハーティ感染免疫研究所で新型コロナウィルスの人工培養に成功したようで、WHOを始め各国の研究で活用し、早期診断やワクチン開発に当てるとしています。

ロシアと中国がワクチン開発に着手したというニュースも入っています。

各国で新型コロナウィルスのワクチン開発が進んでおり、日米の甘い対応を鑑みるとある程度、収束の目処がついているんでしょうか。

株価が大きく下がらない所を見るとあながち間違いではないかもしれないですね。

ただ、中国が情報統制をしており重要な情報を隠している可能性は捨てきれない為、ヘッドラインには注意が必要かと考えています。

基本的にはドル高と考えて、落ちたら買うというイメージでいてもいいかもしれないですね。

日本でも感染者が増加傾向にあるので、にしても手洗い・ウガイの自己防衛は続けたいですね。

今日の売買方針

109円前半では上値が重く、反落する形が続いています。昨日のダウが小幅高となり、日経平均の値動きも読めない為、東京時間は様子を見て下げればロングかと考えています。

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昨日の売買結果

112,977→113,427でプラス450円です。

109.0付近まで下落したタイミングでロングを入れましたが、建値付近まで戻した為、利確をしています。

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チャーター機で中国武漢から帰国

昨日、200余名の邦人が武漢市から帰国しました。うち7名が新たに入院し、140名余りが自宅に帰らず近辺のホテルへ泊まる意思を見せています。

日本の厚労省の甘い対応を見てこの国は大丈夫かと考えていましたが、家族や隣人に新型コロナウィルスを移す危険性を避けるため、自分から隔離される方向へ動く人がいる所を見ると、日本人の国民性を反映しているのかなと感じますね。

国際社会では、性善説で成り立つ日本の対応は甘いと言われますが、性善説でも暮らせる日本の良さなのかもしれないなと感じました。

日本のバス運転手、武漢市民の団体客から新型コロナウィルスに感染か? 1月28日ドル円動向

週足

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日足

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高値109.194、安値108.749、始値108.875、終値109.135で小幅な陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は、ドルの下値の硬さから東京時間から上昇する形となりましたが、欧州時間に入り日本でもヒトからヒトへの感染というニュースが入ると一転、30pips程度急落しました。

それでも、108円後半ではドルの下値が硬く、欧州時間ではドルの買い戻しの動きがあり、109.1を目指す動きが見られましたが、やはり109円前半では上値が重く反落してニューヨーク時間に入っています。

ニューヨーク時間に入ると米経済指標の堅調な結果を見てドルに買いが入り、高値圏での引けとなりました。

やはり、米国の国家としてのコロナウィルスへの対応などが評価されているのでしょうかね。

新型コロナウィルス、日本でも人から人への感染確認。

1月28日18:00頃、日本のバス運転手が武漢市からの乗客から感染したというニュースが入り、ドルは109.1から108.8まで急落する形となりました。

昨日のブログで想定していた通り、水際の対応が甘い日本でも感染者が出ましたね。

fxyosou.hateblo.jp

厚労省の発表では、「日本ではヒトからヒトへの感染は見られないので、安心するように」とあったはずですが、この発言の責任を取る人物は出てくるのでしょうか?

バス運転手が新型コロナウィルスに感染したのを見て、国交省からバス会社宛に新型コロナウィルスに関する注意喚起がありましたが、本当に対応が遅いですね。

WHOも今回の新型コロナウィルスを中程度の脅威とし、「緊急事態宣言を見送り」、未だに中国の政策を支持しており、中国からの脱出を進めないという声明を発表しています。

fxyosou.hateblo.jp

責任を取らない組織の発表には信憑性がないですね。マスク・ウガイ・手洗いと中国人観光客には近づかないということを徹底して、自分の身を守るしかないですね。

空港の職員さんや、サービス業で多数の中国人観光客に接して来た人が感染者とならない事を祈りたいですね。

今更ながら武漢市民400人以上を追い返したフィリピンの対応が正解だったということを実感します。

ドル円に関しては、下値が硬い動きが続いています。欧米諸国では武漢市からの帰国者を2週間程度隔離する方針ですが、日本では健康カードを配り普通に生活するという方針が疑問視されているようですね。

また、日本で武漢からの観光客による感染者が出たことで日本でも武漢肺炎が広がる可能性が高く、中国以外の国でも日本旅行を避ける動きが出ているようです。

日本市場に与える影響が大きく、今回のリスクオフではドル円はドル高傾向となる可能性が高いと考えています。

今日の売買方針

基本的にドル高傾向と考えていますが、リスクオフが続く中で積極的に売買するタイミングでは無い為、反落したタイミングで反発狙いのロングを入れたいと考えています。

東京時間では売買は控える予定です。

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昨日の売買結果

112,467→112,977でプラス510円となりました。

ドル高になると考えており、大きく下げた時にロングを入れましたが、チキン利確をしてしまい小幅なプラスで終わってしまいました。

プラスで終わったので良しとします。

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今日の体重

今月目標 61.8

目標は遠いですが、諦めてしまうと体重増加の一途なので目標に向けて頑張ります。

リスクオフもドルは底堅い 1月27日ドル円動向

週足

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日足

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高値109.130、安値108.723、始値108.853、終値108.878で小幅な陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は中国で新型コロナウィルスによる肺炎が拡散している事を受けて、108.85と窓を開ける寄付きとなりました。

東京時間が始まる前では108.72まで下落しましたが、仲値前にはドル不足が囁かれ本邦輸入企業による買いも入り109.1まで上昇する形となりました。

しかし、窓を埋めるまでは伸びず、欧米時間に入っても上値が重く、下値も硬い小幅な値動きが続きました。

長期金利の下げ止まりとともにドルも下げ止まる形での引けとなりました。

新型コロナウィルスの拡散によるリスクオフもドルは底堅い推移

イギリスのランカスター大学、グラスゴー大学アメリカのフロリダ大学の研究チームによると2月4日までに武漢だけで最大35万人が感染している状況となる可能性があると発表しています。

新型コロナウィルスによる感染者拡大の収束が見えない状況で日経平均400円以上、ダウも400ドル以上下げています。

株価の面ではリスクオフの傾向は明らかになっていますが、ドルの下値は硬く108円後半〜109円前半の攻防が続いています。

通常のリスクオフでは円が買われ、円高傾向となりますが、今回は中国でコロナウィルスが流行っており、春節に伴う中国人の日本への流入が見られています。

日本政府の新型コロナウィルスに対する対応が後手になっており、来週にも日本人の感染者が確認される可能性も高いと考えています。

合わせて、27日以降中国の海外渡航が禁止されており、インバウンドを想定していた日本の企業が受けるダメージも大きく、今回の新型コロナウィルスによる経済活動への影響は日本が大きいと投資家が判断している可能性があると考えています。

その為、リスクオフでも108円後半では下値が硬く、ドルを買う動きが強くなる可能性もあるのではないかと考えています。

今日の売買方針

108円後半ではロングも考えていますが、今の時間での値動きは読みにくい為、東京時間の動きを見て欧州勢の参加のタイミングで取引を考える予定です。

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昨日の売買結果

101,867→112,467でプラス10,600円です。

昨日はリスクオフと考えて、強気でショートを入れており、上手く利益がのりましたが、思った以上に下落がなく、ここからドルの反発もあり得るのではないかと考えています。

東京時間で、投資家がどう考えているかが見えると思うので、すぐに参戦せず、相場の流れを見て売買判断をしたいですね。

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今日の体重

今月目標 61.8

何ヶ月も同じ目標を書いていますね。

もう少し頑張ります。

新型コロナウィルスの拡散を受けて、リスクオフ再燃か。 1月24日ドル円動向

週足

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日足

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高値109.644、安値109.164、始値109.478、終値109.257で小幅な陰線での引けとなりました。

前日のWHOの緊急事態宣言の回避を受けて、東京時間から欧州時間にかけてドル高傾向での水位となりましたが、上値は重く、109.6付近での推移となりました。

しかし、ニューヨーク時間に入り、米疾病対策センターアメリカで2人目の感染者を確認、22州で63人が検査対象という事を明らかにすると、安全資産である米国債へ買いが入る形となり、ドルは下落しての引けとなりました。

今週の月曜日は108.85と窓を開ける形での寄付きとなりました。

新型コロナウィルスとドル円の関係

1月16日

武漢市で新型コロナウィルスによる肺炎で69歳の男性死亡。2人目

インターネット上に投稿された「感染」を訴える書き込み、中国当局によりアカウントごと削除。

中国版ツイッターには武漢市内の専門治療が行われる病院では発病患者で溢れているなどの記載あり。

ドル円終値110.139

米10年債利回り 1.809

1月17日

タイでも感染確認2例目

ドル円終値 110.140

米10年債利回り 1.825

1月18日

中国での新型コロナウィルスによる肺炎を巡り、米疾病対策センター武漢からの直行便や乗り継ぎ便が到着するアメリカの空港で、一般とは別の部屋に移して検査を強化と発表。

1月20日

中国当局は新型コロナウィルスによる感染者が218人、死者が3人になったことを発表。

習近平氏の指示のもと、中国外務省はWHOや各国と情報共有し、換算拡大防止を図るとしている。

ドル円終値110.174

米10年債利回り 1.823

1月21日

日本国内初の新型コロナウィルス感染者を確認。

厚生労働省、水際対策の指針策定。

発熱などの症状がないか、自己申告するよう機内アナウンスをすることが決定。

武漢市を直ちに閉鎖すべきという訴えを中国国務院が否決。

ドル円終値 109.831

米10年債利回り 1.774

1月22日

新型肺炎の患者数500人、死者17人を突破。習近平氏の指示があるまで動けない中国政府の限界。

中国のマカオでも初の新型肺炎患者。

ドル円終値 109.821

米10年債利回り 1.769

1月23日

新型コロナウィルス、中国の3分の2に拡大。

中国当局、午前10時から武漢市の公共交通機関の一時停止を発表。

WHOが緊急事態宣言を回避。

ドル円終値 109.459

米10年債利回り 1.731

1月24日

新型コロナウィルスの感染拡大で、上海ディズニーランド封鎖。

中国、湖北省13市を封鎖。

外務省、中国武漢への渡航中止を勧告。

フィリピン航空当局、中国・武漢からの観光客464人を送還。

疾病対策センターアメリカで2人目の感染者を確認、22州で63人が検査対象と発表。

ドル円終値 109.257

米10年債利回り 1.686

1月25日

中国で新型コロナウィルスによる肺炎患者が1,300人に。

1万人規模の患者発生は備え、今月中に病床準備。

武漢からの米外交官退避へ米政府がチャーター便用意。

北京市政府、感染症の拡大を断固抑える為、市境を越えるバスの運航を停止。

日本でも3人目の肺炎患者を確認。

中国政府、27日から中国からの海外渡航を禁止。

1月26日

日本政府、武漢市の邦人救助の為、チャーター便準備、中国政府との調整後、希望者を日本へというニュースがありました。武漢市に残された邦人も帰国出来るようで良かったですね。

武漢からの観光客に日本で4例目の感染者発生。

日本政府、首相官邸の情報連絡室を官邸対策室に格上げ。

まとめ

中国で発生した新型コロナウィルスによる肺炎患者の拡大とドル円との関連を見ると、まだリスクオフによる円買いは本格的に進展しているわけではなく、上値の重さを見ての調整が入っているようなイメージですね。

27日から事実上中国からの海外渡航を禁止したことを受けて、春節で期待されていた各国のインバウンドの減少、米中第一合意により期待されていた中国内の経済回復の遅れなどによるリスクオフが進む可能性が高く、直近高値から見て1円程度の下げていないことを考えると、まだまだ下値を試す動きが続きそうです。

しかし、中国政府の発表は信憑性が薄く、今後のアメリカの対応が相場においては焦点となりそうですね。

WHOの緊急事態宣言が回避される中で新型コロナウィルスの拡散を防ぐ為、各国の対応が早いようですが、それ以上にウィルスの拡散が早いようです。

日本でも4例目の新型肺炎患者が出てきているのでマスク・うがい・手洗いを忘れずにして、新型コロナウィルスの拡散を防ぎたいですね。

今週の売買方針

中国市場は休場となりますが、中国の海外渡航禁止を受けて、各地のインバウンドの縮小は避けられず、リスクオフの進展は避けられないものと考えています。

下目線で考えており、戻りのタイミングでショートかと考えています。

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金曜日の売買結果

前日のWHOの緊急事態宣言の回避により、ドル高に進むと考えており、東京時間での下げ止まりを見てロングを入れましたが、米国での感染拡大を受けて下落した為、建値で撤退しました。

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