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IOCとWHOが接触!!東京オリンピック中止? 1月30日ドル円動向

週足

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日足

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高値109.057、安値108.575、始値108.994、終値108.924で小幅な陰線での引けとなりました。

昨日のドル円は東京時間ではアメリカでも新型コロナウィルスによる肺炎患者の増加懸念が広がり、前日反発した日経平均も大幅な下落を見せる形となりました。ドルも連れての下落となりましたが、108.8付近ではドルの下値も硬く、反発する形となりました。

しかし、欧州時間に入っても上値の重さは変わらず、一時日通し安値を更新する形となりましたが、下値が硬く反発してニューヨーク時間を迎えています。

ニューヨーク時間では、WHOの会合が開かれると事もあり、ロングを持ちにくい環境だった為か、相場の下値押しが続きました。

しかし、4:30頃、WHOの緊急事態宣言が行われると想定内の内容だった為か、ショートカバーによるドルの買い戻しが入り、始値付近まで戻しての引けとなりました。

今日の売買方針

相場の方向性が掴みにくいので、下がれば買うというイメージでの取引を継続する予定です。

中国経済が減速する中で円が積極的に買われるイメージがしにくいですね。

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昨日の売買結果

113,427→116,087でプラス2,660円です。

ドル高傾向でドルの下値は硬いと考えており、底値付近でロングを入れ、プラス収支が続いているのでいい取引が出来ていると考えています。

下値メドがつけにくいので、強気のロングは入れにくいですね。

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新型コロナウィルス関連

IOCとWHOが新型コロナウィルスによる肺炎対策で協議したということで東京オリンピック中止というワードが日本のTwitterトレンド入りしているようですね。

東京2020組織委員会の見解では、東京オリンピックを中止するという広報した事実はなく、IOCとWHOが協議したという情報から「東京オリンピック中止」という言葉が一人歩きしたということが真相のようです。

しかし、昨日ブログを書いた時とは打って変わってテレビでも今更のように新型コロナウィルスの報道一色になりましたね。日本でも武漢市からの帰国者が26人入院するなど、本格的に感染病が広がっているようです。

アメリカでも潜在的な感染者が100名を超えていると言われており、新型コロナウィルスによる感染症の拡大懸念により、日経平均も400円以上の下げ幅となり23,000円を割り込む形での引けとなっています。

ドルも上値が重く、思ったように上昇を見せていません。

新型コロナウィルスによる肺炎は4月〜5月頃がピークと言われており、世界的な広まりを見せている現状を考えると、ワクチンが完成し、沈静化しない限り、東京オリンピックが延期となる可能性もあるのではないかと考えています。

WHOがやっと「緊急事態」を宣言しましたが、これも中国に忖度しているのか、影響は軽微なので貿易制限、渡航制限はしない、医療レベルの低い小国に配慮した形の宣言という内容でしたね。

1週間遅いですね。

私が住んでいる京都でもとうとう、感染者が発見されました。

WHOの「緊急事態」宣言が1週間早ければ、各国の水際での対応もしやすくここまで新型コロナウィルスの感染者がここまで広がらなかった可能性もあり、WHOの責任は重いと思います。

しかし、アメリカでは新型コロナウィルスにより、中国経済が減速しても米経済への影響は軽微と捉えており、対中関税も維持する強気の対応をするようですね。

ダウも100ドル高で引けており、米経済の堅調さは維持していく公算がたかいようです。

自分と家族を守る為に、ウガイ・手洗いの徹底で、自己防衛するしかないですね。

親のエゴかもしれないですが、子供にはうつって欲しくないです。