共和党支持者によるデモの激化でドル売りか?
10,000ドルチャレンジ結果
昨日の取引はジョージアの米上院議員選挙結果を睨み、神経質な値動きが続き、前日安値をアッサリと割り込んで、その後は小幅な値動きが続きました。
欧州時間に入るまでは欧州株安によるリスクオフでのドル買いが優勢かと見られていましたが、ジョージア州での米上院議員選挙結果が民主党優位との見方が広がるとアメリカの経済対策により、経済が回復する可能性が高く、欧州株は上昇し、クロス円の上昇により、ドル売り円売りが加速する形となりました。
そのまま小幅な値動きが続くかに見えましたが、ニューヨーク時間が近づくと共にドルは上昇し、ADP雇用統計の予想外の悪化により、小幅にドル安に向かったものの、上院議員選挙が民主党優位と見られるとドルは103円半ばまで急上昇する形となりました。
当日、3時には米大統領選挙の選挙人が確定し、米大統領が選出される為か、ドルは103.2付近での小動きとなりました。
この米大統領選出に関しては、大統領選挙後から「バイデンジャンプ」など揶揄されるような、外国が絡んだ大規模な不正があったのではないかとのトランプ大統領の発言により、ワシントンでトランプ支持者による大規模な集会が行われました。
集会のライブ映像視聴者も100万人を超えており、文字通り米国民が注視する選挙人確定の議会となり、民主党による不正が疑われる接戦州での異議申し立てに対しての議会が進行し、ペンス副大統領が選挙人投票を差し戻す可能性が示唆されていましたが、ペンス副大統領が選挙人投票の差し戻しをしなかったことで、ペンス支持者が暴動を起こす結果となりました。
この講義者の動きは議会内にまで流れ込み、大統領選出する議会にまで流れ込み、会議は中断されドルも下落103円を割り込む動きとなりました。
昨日の取引は米議会で何かが起こるとの予想で、ドルは下落するだろうとの読みからショートを入れていましたが、もう少し様子を見ようかと考えています。
ワシントンでは州兵が動いているとも言われており、米国での混乱はまだ続きそうですね。
昨年はBLM運動による暴動が続きましたが、今回のデモもどこまで広がるかにより、今後の相場にも影響がありそうですね。