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新型コロナウィルス、東京都で感染拡大続く。 3月26日ドル円動向

週足

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日足

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高値111.299、安値109.200、始値111.199、終値109.584で大幅な陰線での引けとなりました。

昨日の相場は小池都知事による都市封鎖への言及があったこと、日経平均が19,000円を超えており、利益確定売りが出たことで前日比マイナス800円の大幅な下落となりました。

日本では新型コロナウィルスの感染拡大がある程度抑えられており、都市封鎖にまで至っていない事が好感視されていた為、欧米諸国に比べても株価の下落が抑えられていました。

しかし、国民の気の緩みからか、新型コロナウィルスの感染拡大懸念が再燃し、株売りに入ったようですね。

欧米時間に入ると、ダウ先物の上昇も手伝って株価は上昇し、ダウは前日比プラス1,300ドルの大幅高での引けとなっています。

1〜3月期の数値が出るまでは方向感の出難い相場が続きそうですね。

ドル円に関しては112円へのトライが失敗し、経済措置などの材料が出尽くした事でドルが売られる動きとなったようです。

チャートの形は上目線となっていましたが、112円の壁は遠かったようですね。

今日もドルの上値が重い動きとなりそうです。

新型コロナウィルスについて

世界各国で新型コロナウィルスの感染拡大が続いており、ニューヨークでは市民の半数が感染するだろうとの観測も出ています。

日本でも新型コロナウィルスの感染拡大懸念が広がっており、東京だけで1日40人以上の感染者が確認される事態が2日続いています。

各国で都市封鎖などの手段が取られる中で、日本ではイベント再開、花見をするなど油断があった事が大きいかもしれないですね。

今週末は外出自粛を呼びかける自治体も多く、再度、新型コロナウィルスへの警戒感が強くなりそうですね。

関東地方では今週末は大雪の予報となっており、強制的に外出規制となる為、日本にとってはめぐみの雪となりそうですね。

世界的に大規模な経済対策を打つ中で、日本では消費税減税などに言及する事が出来ず、政治家が財務官僚に逆らえない状況が続いているようです。

選挙で選ばれた訳ではない官僚に逆らえない政治家を無くす為にも、選挙での意思表示、ブログやSNSを通しての意思表示は続けるべきですね。

現在の景況感に関しても政府では新型コロナウィルスの感染拡大が原因での不況とし、消費増税の悪影響を無視するような発言をしています。

消費税増税により、GDPが7%も下落したことを忘れず、消費税減税を唱える方向へ議論を持っていきたいですね。